諦めないで本当によかったと思う反面、退院してからの家は本当に怖い。
なぜなら、家で総合失調症になって、皆に聞こえない声が聞こえ、皆には見えないものに反応したのが家だからです。
それでも家で過ごさなきゃならない。必死に当時のことを忘れようとするも、一人で過ごすのが怖い。
私は主人と二人で住んでいるので、主人も仕事にいかなきゃ生活が出来なくなるし、そうも言ってられない。
一人でシャワーに入るのも怖い。
っていうのが心境でしたが、主人も頑張ってくれているし、私も薬を飲みながら頑張っていこうと決意。
薬と主人がなるべく早く帰ってきてくれるお陰もあって、何が怖いのか自分と向き合ってみることにしました。
そこで始めたのが、思ったことを書くノート。
今の家が”嫌な思い出がある家”になっていること。に気づきました。
入院でもお金がかかり、今はまだ働くことができない私で出費もかさみ、申し訳ない気持ちもあるが、主人に引っ越ししたいことを打ち明けました。
主人は快く承諾してくれて、物件を探し打ち明けた2ヶ月後には引っ越しすることができ、今に至ります。
今は一人で家にいることも怖くなくなり、引っ越しして本当に良かったと思うと同時に主人には本当に感謝してもしきれません。
夜の外は少し出るのは怖い気持ちはあるものの、一人でシャワーに入ることも(家に誰もいなくても)怖くない気持ちにもなっているし、症状的には本当に改善しています。
あとは、自分がこれからの自分とどう向き合っていくのか、もっとしっかりと考えて過ごしていくべきだと感じつつ、病気と向き合っていくのか、病気についてもっとしっかりと知っていこうと考えてます。
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総合失調症になって③
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