国産だから安心? 食の安全に隠された真実と、見逃せない原材料のウラ側

made in japan 健康

「食品の安全を考えていつも国産の商品を買っている」
「食品添加物や原材料を確認して国産だから大丈夫」

と、日本に住んでいる日本人のほとんどが「国産の商品は安全だ」と思っている方も多いのではないでしょうか。実は、国産と名乗っている、その商品は国内で製造や管理しているだけでもとの原料は国産ではない可能性があります。

野菜、お肉、海産物、お酒など表示する基準が全て違います。そこで今回は、国産のものは本当に安全なのかについて紹介していきます。



本当に日本で作られている商品?

3つの?積み木

「商品名(国内製造)」「原材料(原材料A、○○産原材料)」などの表示を、一度は見たことありませんか?よく考えると、「???」少し誤魔化されているように思いませんか?

そもそも、国産とはその商品が販売されている国でつくられていることを言います。しかし、詳しく見てみると「国産」「国内産」でもわずかに意味が違います。他にも「国○○」など、国にプラスされた表記があります。

日本で作られたけど原材料は外国でも国産と表記されている

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国産とは、その国で作られた、作物、産物、とれたもの商品のことです。例えば、国産の野菜や国産の豚肉と記載があるなら、その商品はその国のものということです。

食品表示法は、例えば豚肉や牛肉などのお肉類。生まれたのが海外だとしても日本で育てる期間が長い場合は「国産の豚肉」「国産の牛肉」と表記できます。

ちなみに「和牛」が、全ていい牛肉とも限りません。もともと、和牛はいい牛ではなく、日本の牛と海外の牛のミックスです。明治から日本人は牛肉を食するようになり、日本にいた牛と外国の牛で日本人の口に合うようにしてきたものです。

栽培や収穫、原料も商品にするまで国内でしているのが国内産

国内産とは、日本の国内でつくったものです。日本で栽培や収穫され、日本で食べれるようにしたもののことです。「北海道産のお米」「国内産の野菜」とあれば、その商品は日本で栽培や収穫され、商品として販売しています。

「国内産」とは、「日本の国内で生産されたものであること」という意味の言葉です。読み方は「こくないさん」で、「国内産の米」「国内産の豚肉」のように使われます。



食品表示では「国内産」ではなく「国産」と表記されているものが多い

日本の食品表示がゆるい上、まどろっこしい表記名もあるのが現状です。また、原材料をしっかりと確認するようにしていても、原材料自体が誤魔化していることもあります。

実際に今年に産地偽装事件がありました。このように「何が本当で」「何が嘘なのか」も真実を追求しない限り見えてこないことも多くあります。

ご自身や大切なご家族が食べるものや使うものは、しっかりと確認していくことで食の安全につながるかもしれません。

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