【騒音トラブル克服法】隣人の騒音に悩むアパート住民へ!ノイズとASMRで心穏やかな生活を手に入れる!

騒音で耳をおさえる女性 健康

「アパートの壁が薄く、生活音が聞こえて不愉快」
「騒音での対処ってどうしたらいい?」
「音で家にいるのに落ち着かない」

今のご自宅がアパートで隣人や上の階の人の足音や生活音が気になってしまって、自分の家にいるのに落ち着かないのって、悲しいですよね。

そこで今回は、実際に私の体験をもとに騒音での対処方法について紹介していきます。



騒音とは?

騒音で耳をおさえる女性

騒音には、いろいろな音がありますが、主にアパート住民が気になるのは、生活音である、話声や足音、振動などだと思います。

他にも、ピアノや笛などの楽器、スマホで流す音楽、テレビやラジオの音、洗濯機、掃除機、ドアの開閉時の音、ペットの鳴き声などがありますが、人によって「気になる騒音」の種類が異なります。

騒音での基準

3つの板

「うるさい音だ!騒音」思うのは、個人差があります。そのために、「騒音」と警察などに相談する場合には、証拠が必要です。

「夜中にワイワイと騒いでうるさい」や「ボンボンと壁を叩く音」「楽器の大音量の音」など、”明らかに”の場合は、状況によって、すぐに相談をオススメします。

ただ、人は生活していく上で、少なからずどうしても”音”を出してしまいます。そのため、その音は大きさ、どのような音なのかが判別することも重要なポイントです。

受忍限度という決まりがあり、我慢する度合いが基準として定められてます。
日中は55デジベル以下 夜間は45デジベル以下

音の大きさはデシベル(dB)で表され、音の大きさい程数値が高くなります。

日常生活音の大きさ

紫色のメガフォン

日常生活音のいろいろ 音の大きさ
家庭用設備 エアコン 約41~59 デシベル
温風ヒーター 約44~56 デシベル
換気扇 約42~58 デシベル
風呂又は給排水音 約57~75 デシベル
家庭用ヒートポンプ給湯機(エコキュート) 約38~46デシベル*
家庭用燃料電池コージェネレーションシステム(エネファーム) 約37デシベル*
家庭用機器 洗濯機 約64~72 デシベル
掃除機 約60~76 デシベル
目覚まし時計 約64~75 デシベル
電話のベル音 約64~70 デシベル
音響機器 ピアノ 約80~90 デシベル
エレクトーン 約77~86 デシベル
ステレオ 約70~86 デシベル
テレビ 約57~72 デシベル
その他 犬の鳴き声 約90~100 デシベル
子供のかけ足 約50~66 デシベル
ふとんをたたく音 約65~70 デシベル
車のアイドリング 約63~75 デシベル
人の話し声(日常) 約50~61 デシベル
人の話し声(大声) 約88~99 デシベル
出典
* 地方公共団体担当者のための省エネ型温水器等から発生する騒音対応に関するガイドブック(環境省)
その他:生活騒音の現状と今後の課題(環境省)

上の表は、およその音の大きさです。騒音と認識されるのは、どのような音なのか、時間帯、地域などによっても状況は変わってきます。

例えば、昼間の話声や音楽などは気にならなくても、夜寝るときに聞こえる音は特に気になる傾向にあり、実際に”騒音相談”の中でも「夜間の騒音」が多いです。

騒音で悩まれている方は、騒音機で音の計り、スマホなどで証拠として写真を撮っておくことをオススメします。地域によっては、騒音機の貸し出しを無料で行っている市区町村もあります。



騒音対処方法は?

騒音で耳をふさぐ

・管理人、大家さんに相談する(効果はあまり期待できない)
・直接、伝える(体力を使う)
・警察に伝えるなどの法的手段(体力を使う)
・騒音をかきけす音に頼る(有効的) 
・イヤフォンをする(有効的)
・100均一アイテムで防音対策(多少有効的)
・音に対する考え方を変える(有効的)
・騒音を出している発信場所の住人と仲良くなる(有効的)

管理人、大家さんに相談する

アパート

相談で悩まれたとき、多くの方はまず管理人さんや大家さんに相談することが頭に浮かんでくると思います。

しかし、実際に相談した場合でも、荒波を立てないように掲示板や手紙に”注意突起”として注意を促すだけで、あまり効果がなかった方が多いようです。

実際に、どれだけ”注意突起”として騒音を注意しても「本人に騒音の自覚がなけらば意味がない」です。

直接伝える

二頭身の白い人が指示しているイラスト

騒音で悩まれている方で、中には直接「音スゴイんで静かにして下さい」と伝える勇気がある方もいました。しかし、この方法はあまりオススメできません。

相手がどのような人なのか、場合によってはもっと大きなトラブルの原因にもなる恐れもありリスクが大きすぎます。

法的手段をとる

起訴状

騒音で睡眠不足が続いているとメンタルも弱ってきます。騒音で生活に支障出てきたら、頼れるのは警察などの法的手段です。

しかし、警察は何かないと動けないのがスタンスが多いので、あまり期待はできません。例えば、明らかに大きな音を出しているなどであれば、証拠があれば警察も動いてくれます。



騒音になる発信源の近くに騒音の音を消す音を出す

レトロなラジオ

騒音の種類にもよりますが、騒音をかきけすような音を、騒音を放つ場所の近くから音を出すことで、騒音からの悩みが軽減されます。

音楽や静香な音よりも「ホワイトノイズ」「ピンクノイズ」「ブラウンノイズ」「飛行機」「川」「風」の音をミックスさせることで、より効果が感じられます。

壁ドンは、その時のイライラに乗せて力がこもり、壁に穴をあけてしまうことや相手も「うるせぇ」と反撃してくる可能性もあります。

イヤフォンをする

ピンクのイヤフォン

騒音対策として、イヤフォンをすることで、イヤフォンから流れてくる音に集中することができ隣人などから放つ騒音対策としては有効的と言えます。

しかし、イヤフォンをして毎日寝ていると、耳が痛くなったり、緊急時の場合の音に気づきにくいこともあるので、片耳だけにしておくのがいいでしょう。

100均一アイテムで出来る防音対策

ダイソーでアイテムとして、
デザインボード
メラミンスポンジ
一般的な両面テープはがせる両面ゲルテープ
防音テープ

【作り方】
①防音テープは、音が気になる箇所(窓や壁のすきまなど)にはる
②デザインボードの裏面にメラミンスポンジをはりつける
③②を壁にはりつけ、完成。

音に対する考え方を変える

女性が顎に手をやり考える

騒音は、騒音の原因となるもとの状況を把握していないと、いつどんな音がやってくるかわかりません。一度「騒音」と思ってしまったら、少しの物音でもイライラとメンタル面がやられる原因にもなります。

かと言って、騒音がきたら、その度に「耐える」「対応する」のも時間のムダだと放っておくのも一つの手です。

しかし、騒音を出している相手でイヤな思いをしているのに「私がなぜ我慢しなくてならないの」と思うかもしれません。

・自分の世界しかわからない人
・モラルがない
・他人のふり見て我がふりなおせ
・子供なら自分も小さい頃きっと「騒音対象」だったんだなと思う

騒音を出している発信場所の住人と仲良くなる

お家

発信元となる場所の住人と交流をとるのも、騒音対策に繋がる方法の一つです。騒音の音で対決するのではなく、少し斜めからの解決策とも言えます。

例えば、ゴミ出しの時、ペットの散歩のとき、雪かきやホウキなどでの掃き掃除のときなど。会ったときに、「はじめまして、○○号室の○○と申します」と言うと、相手も大体同じように名乗ってくれるはずです。

そのときに、もし発信場所の相手なら「お隣さん(上の階の方)なんですね」など、あなたが隣人(下の階の人)だということを、相手に認識してもらうことが大切です。

2回目会ったとき、「ここ壁薄いけど、私たちの音うるさくないですか?」と聞くのも対策のうちです。こちらが、へりくだった態度を示す事で発信の元となる住人が”音”を意識してもらうようにしましょう。

「ホワイトノイズ」「ピンクノイズ」「ブラウンノイズ」の違い

ピアノ

ホワイトノイズ

ホワイトノイズは、一定の音を均一で騒音をかき消してくれる音です。ホワイトノイズは、砂嵐の音に近い音です。

ピンクノイズ

ピンクノイズは、音種類と音の速さを不規則で騒音をかき消すものです。ピンクノイズは、滝の音や風の音などに近い音です。

ブラウンノイズ

ブラウンノイズもピンクノイズと同様で、音の種類と音の速さを不規則にし騒音をかき消すものです。ブラウンノイズは、音がゆっくりと不規則に流れる音で、荒波のような音に近い音です。

「ホワイトノイズ」「ピンクノイズ」「ブラウンノイズ」の注意点

ピアノ

「ホワイトノイズ」「ピンクノイズ」「ブラウンノイズ」などの「ノイズ系」の音は、ずっと聞いていると頭の中が忙しい状態になってしまうため、30分程度にしておきましょう。

寝るときの騒音で悩まれている方は、ずっと流したくなる気持ちもありますが、睡眠中流し続けてしまうことで逆に睡眠不足の原因にもなってしまいます。

ASMR

聞いていて「心地いい音、脳がゾクゾクする音」が、ASMRです。聞いていると、次第に音に集中し、心地いい眠りにつけるための音としても有効的です。

シャンプーのすすぎ音

シャンプーの頭をゴシゴシしている音で、騒音のもととなる音をかきけし、音に集中することでいつの間にか寝てた感じを体験できます。

木+水+氷で眠りの世界へ

優しい音でゾクゾクするような、落ち着くような音が眠りに誘ってくれます。

それぞれの「ノイズ」「ASMR」を使いわけ、騒音対策しよう

音楽をきく

音には、人を癒す音、元気になる音とポジティブな音と騒音、雑音とネガティブな音があります。ネガティブな耳障りな音である騒音や雑音の音の種類によって「ノイズ」を使い分けていきましょう。

「ホワイトノイズ」「ピンクノイズ」「ブラウンノイズ」などの「ノイズ」にプラスして、「水中の音」「飛行機の音」「扇風機の音」など音をプラスしていくのもオススメです。

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