【腸内環境を整えて健康をサポート】無添加より腸活の重要性

腸の強化 健康

「腸活のために食生活を徹底している」
「自分が食べたいものより、体にいいものを積極的に摂っている」

日本だけではなく、世界には多くの食べ物に溢れています。フードロス問題があるくらい、自分の食べるものは自分で選べることができるくらい、多くの食べ物に恵まれています。

しかし、どれだけ”体にいいものを””無添加のものを”摂り入れても、体が健康の状態でなければいい食材も効果を発揮しきれません。

そこで今回は、無添加や体にいいものより腸活がいいわけについて紹介していきます。



腸の役割とは?

お腹を触る女性

腸の効果は、食べたものを分解し、食べ物に含まれる栄養素を体全体に届ける役割があります。

その他の栄養素は、体には”不必要なもの”と判断され、通常なら体の外に出すものとして排出場所へと運ばれます。

腸の働きが正しく行っている状態なら、不必要なものが便として排出されるから、食べ物のいい栄養素もはじめて体にいい効果として役立ってくれます。



腸が乱れている状態だと、体にいいものも意味ない?

女性のお腹

例えば、便秘ぎみのとき「腸内環境にはヨーグルトやバナナがいい」という話もありますが、だからといって、便秘が完全に解消することは不可能です。

なぜなら、バナナやヨーグルトに含まれる「食物繊維」「乳酸菌」は、あくまでも一時的に腸に作用しただけで、腸内環境が整ったわけではありません。突然の出来事に、びっくりして腸の負担になっている可能性もあります。

例えば、ゴミ屋敷にダイヤの宝石があっても、その価値を思う存分に発揮はできません。

それと同じように腸内環境が乱れて、不必要なものに溢れかえっている(便秘ぎみ)のときに、体にいいものを摂りこんでも、通り道がふさがれている状態のため、どんなにいいものを食べても効果は発揮されず、体の外へ出てしまうことがほとんどです。

腸に負担をかける3つの行動

お腹

腸は、ほんの些細なことでも影響が受けやすいものです。だからこそ、毎日の食生活だけではなく、日々の過ごし方とも密接な関係があります。

腸にとってどんなことが負担をかけてしまうのかを知ることで、腸にとって本当の腸活をはじめる参考にもしてみてくださいね。

腸のストレス

腸のストレス

腸は、とても繊細なものです。私たちの心や体とも密接な関係があり、日々のストレスで便秘になってしまうこともよくある話ではないでしょうか。

ストレス多い状況が続いてしまうことで、自律神経は「交感神経」が活発になり常に緊張している状態になってしまいます。便は、リラックスしているときに出る仕組みのため、緊張状態が多いとお腹がグルグルとしてしまうのに出ない、出てもスッキリしないそんな状態になります。

腸の運動不足

悪い腸

どれだけ、腸にいいものを食べていても腸が正常に働いていないと意味がありません。例えば、腸にいいとされるヨーグルトや納豆などは、腸などの健康にもいい食材であることは、間違いありませんが、全てがいい働きをしてくれるわけでもありません。

「生きて腸まで届く」ことはできても、素通りするだけの場合もすくなくありません。

腸を正常に動かすためには、腸に運動をしてもらう必要があります。腸の動きが悪い場合には、水溶性の食物繊維を摂り、体を温め、時には腸のマッサージをすることも改善に役立ちます。



腸も休息不足

疲れている腸

「しっかり寝たはずなのに目覚めが悪い」
「寝つきが悪い」
「何度も目が覚める」

実はコレ、寝る前に何を食べたかによっても変わってきます。例えば、寝る前にカップラーメンやスイーツ、過剰のお酒を摂取していませんか。

腸も私たちと同じように休息することが必要です。休息することで、腸が元気に動くための行動を妨げないように日々の食生活を見直していきましょう。

腸を元気にする食材とは?

腸を元気にしてくれる

腸にも元気に働いてもらうためには、腸の気持ちになってあげることが大切です。便秘ぎみだからと一時的にヨーグルトや発酵食品を摂り入れるのではなく、毎日の食事に少しでも腸にいいものを摂り入れてみましょう。

腸が喜ぶ食材の組み合わせ

腸が喜ぶ

腸にいい食べ物でも、食べ物の組み合わがカギを握ります。食べ物には消化の早いものと消化が遅いものがあります。

消化の速さで、本来は腸にいい食べ物でも、食べ物の組み合わせによっては、「相乗効果」が期待できるものと「アナジー効果」になってしまうものと、効果が正反対に起こることも。

例えば、消化の早い食べ物と、消化の遅い食べ物の組み合わせは、腸にとっては負担になり腸の流れが悪くなる原因です。

・消化の早い食べ物→果物、ヨーグルト、トマト、唐辛子
・消化の遅い食べ物→お肉、魚、穀物

野菜+オリーブオイル

キレイに盛り付けられたサラダ

野菜には、多くの水分量が多く、食物繊維が豊富に含まれています。野菜は比較的お腹にも溜まりやすく消化も約2時間ほど。

野菜にオリーブオイルをかけることで、野菜に含まれる「水分」と「食物繊維」が汚れを掻き出し、オリーブオイルが汚れを「浮き出させる」といった役割を果たしてくれます。

イメージするなら、顔や体のマッサージをするとき、肌を傷つけないようにマッサージオイルをつける感覚です。オリーブオイルが腸の中を傷つけないように、汚れを浮かせ、野菜に含まれるミネラルや食物繊維で、腸の中をいっきに腸を洗い流すようなイメージです。



無添加より腸内環境の強化をしよう

腸の強化

私は、今まで「無添加」「健康」「腸にいい」食材を積極的に摂っていきました。が、しかし、最近あることに疑問をもつようになったことで、無添加のものを探すより自分の体を強化したのが早いのではないかと思うようになりました。

それも、「○○%塩分控えめ」「糖質オフ」など、様々な商品にキャッチコピーとして宣伝されていても、意味がないとはまでは言いませんが、必ず「食品添加物」が鬼のようについてくる。

もれなく「食品添加物」です。もれてほしい…と、願うことも悲しく、また食品表示法が変わり、これからはますます何が使われているのかわからなくなります。

無添加を探すストレスはもうやめて、今を有意義に過ごし、楽しく過ごすためにも体の強化をしてみませんか。

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