未来の食料危機を救う昆虫食の可能性とは?SDGs目標にも繋がる驚きの栄養価と挑戦

何も入っていないお皿 健康

「コオロギは危険?」

皆さんに質問です。2025年には、食料危機になると問題になっていますが、昆虫を食べて生活していけますか。昆虫は、低カロリーで動物性たんぱく質が豊富でダイエットにもいいとされています。

日本では、その昆虫のウリでもある”高たんぱく質”を利用して、プロティンなど昆虫食ビジネスに力を入れている企業も多いようです。

そこで今回は昆虫食について紹介していきます。多くの皆さまに見て頂きたく、ギリギリで紹介させて頂きます。



昆虫食とは?

3種類の?

昆虫食とは、文字通り昆虫を食べることです。昆虫には様々な種類が存在しますが、今世の中で話題となっているのが「コオロギ」です。

コオちゃんには、必須アミノ酸の「BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)」が多く含まれ、摂取しなければ補えない栄養素が豊富と話題になっています。

また、コオロギ使用と書いていなくても、実は添加物として使用されている可能性もあります。

ドライクリケット、グラリスパウダー、サーキュラーフード、シートリア→粉末コオロギの別名

なぜ昆虫なのか?

3つの?積み木

今までの私たちは、牛や豚、鶏など動物の命を頂いてきました。その動物が今では、飼育するのにも負荷が多すぎると目が向けられたのが、昆虫です。

昆虫は飼育するにも「場所」「飼料」「費用」が少なく、それでいて現代人が不足しているたんぱく質が豊富なことから着目されています。

昆虫食はSDGsの一つの目標?

SDGs

SDGsの目標である、「飢餓をゼロに」「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」などのために、飼育しやすい昆虫に着目されてきています。

持続可能な世界をつくるためのものですが、実際には、私たちがお米を食べる習慣はあっても”昆虫を食べる習慣”はありません。昆虫を今後食べ続けることで、安全性の確認もされていません

昆虫を食べていくことが可能というのは不確かなものと言えます。



昆虫食が増えてきた理由とは?

何も入っていないお皿

最近昆虫食が話題にもなり、「コオロギラーメン」や「コオロギせんべい」なども有名企業をはじめ”昆虫食ビジネス”が多くなっています。

その背景には、政府が昆虫食をはじめる道具などの”補助金”や”お金を低金利で貸す”といった、手厚い支援があるからです。

そして、最終的の食料危機の切り札は、パシフィック・ビートルという”ゴキちゃん”。現在では、ゴキちゃんミルクで作られたアイスなんかも販売されはじめてきています。

昆虫は本当に安全?

白いお皿に注意チェック

昆虫は、厳しい温暖化の中でも色んなものを食べ、必死に生きてきています。私たちは、自分の力で生きてきているようにも感じますが、実は色んなものに守られ、色んなものを与えられてきています。

昆虫食について多くの意見があるかと思いますが、現在日本で食べられてきた昆虫と言えばイナゴや蜂の子でしょう。イナゴは、穀物である稲をエサとして生きてきています。

「イナゴの佃煮」「蜂の子の甘露煮(へぼという郷土料理)」などを食べられてきたのに、なぜ毒性のある昆虫を除く昆虫を食べてこなかったのでしょうか。

昆虫の注目の栄養とは?

バランスの積み木

昆虫食には、「たんぱく質」「オメガ脂肪酸」「食物繊維」が豊富に含まれています。昆虫の殻には、キチンという成分が腸内環境を改善するという論文もあるくらいです。

昆虫には、何よりもたんぱく質が豊富なことをウリにしています。たんぱく質が豊富なコオちゃんですが、コオちゃんは集団の中で、動かない仲間をエサになったと思ってしまいます。コオちゃんの一番近くのたんぱく質は仲間なんです。



アレルギーには注意が必要

エビとカニのイラスト

現状、昆虫食での「アレルギー表示の義務付け」はありません。しかし、甲殻類アレルギーのもととなる、トロポミオシンが昆虫食に含まれているため、エビやカニなどの甲殻類アレルギーがある方は昆虫食を食べないようにしましょう。

また、コオロギは漢方では微毒とされ不妊の原因にもなりかねません。妊娠されている方はもちろん、妊活されている方、授乳中の方は興味本位で食べることはオススメできません。

野生の昆虫は絶対に食べない

森の道

昆虫食が少しずつ浸透されつつありますが、決して野生の昆虫は食べないのが望ましいでしょう。と言うのも、昆虫は何を食べて生きているかがわかりません。

捕まえる昆虫そのものに毒性がないにしても、毒性のある昆虫や植物、寄生虫など食べている可能性もあります。結果、毒も一緒に食べてしまう危険性もあることを頭に入れておきましょう。

特に、コオロギは雑食です。そこら辺の、死骸、フン、共食いするくらいですから、本当にやめておきましょう。

昆虫食で地球を救う?

地球と緑

昆虫食を進めるにあたって、私たち人間が昆虫に慣れ、昆虫に抵抗をなくそうという昆虫食浸透させようキャンペーンが実施されています。

給食に出したり、昆虫を抵抗なくすために「まずはパウダーからスタートさせよう」と、昆虫を食べるのに慣れてもらうことで、2030年までの目標達成の一つともなります。



食べられる部分が多い

白い食器とスプーンとフォーク

昆虫は、食べれる部分が多く、それでいて廃棄物が少ないことで地球を救うことにも繋がります。しかし昆虫は、動物と比べると小さく「食べられる部分」と「食べられない部分」の分別が難しいと思われます。

ここで注目して欲しいのが昆虫を人間が消化できるのかという部分です。ちなみに昆虫の足やはねは、人間には消化できません。昆虫の中には、鋭く細かい突起状のもを持った手足があるものも存在します。

この突起状のものが、私たちの胃の中に入ってしまうことでキズをつけ、他の病気にかかってしまう危険性もあるのではないでしょうか。

生産しやすい

お皿に☑がついている

豚、牛、鶏などの動物に比べ昆虫は、飼育するにも地球の負担が軽く地球を救うことに繋がります。

動物は、どうしても昆虫に比べて大きいため「場所」「飲み水」「排出」などが多くなります。一方昆虫食は場所も、飼料なども動物に比べて少ないため生産しやすいと政府は見ているようです。

また、コオちゃんの問題の味ですが、エビのような香ばしい味がするという方もいれば、美味しさを感じないと思う方もいるようです。

そこで、コオちゃんの風味を改善すべく、コオちゃんを雑食→大豆や果物、米ぬかなどに変更して昆虫食に力を注いでおられるようです。

温室効果ガスが減る

朝の緑

地球温暖化が進むになるにつれて、今着目されているのが、動物を減らし昆虫を増やすことで温室効果ガスが減り、地球を救うことに繋がると見ているようです。

しかし、コオちゃんを養殖するにしてもコオちゃんを生産するためには、コオちゃんにとっての「適正な温度設定」が必要です。コオちゃんを自然界で見る時期と言えば、温かい季節の夏、23~30度は必要になってきます。

コオちゃんを養殖するとなると、桁違いの多さになります。それを、年中コオちゃんのための温度を保つとなると、温室効果ガスは減るのか増えるのか疑問があるところです。

SDGsの目標

直感のマークが青空に描かれている

SDGsの目標の一つに「餓死をゼロ」「貧困をなくす」などの目標が掲げられています。この目標を2030年までに達成するために、「持続可能な」世界をつくるために様々な開発されているようです。

しかし、現状多くの牛乳が農協の指示によって破棄されています。これには、パンデミックが大きな原因とも言えるようですが、現在酪農農家は非常に危機的な状況の中です。

それをいいことに、牛を早期淘汰させれば、1頭につき15万円の補助金を出すと、なんとおぞましい提案をしてきています。それなのに、スーパーには輸入している乳製品が多いのも七不思議です。

自分で食べるものは自分でしっかりと選ぼう

何も入っていないお皿

将来的に食料危機になると予想され、今から昆虫に慣れておくように昆虫ビジネスがスタートされています。私は多くの飲食店や食に関わるお店や工場などを見てきました。

そこで感じることは、現状でも多くのフードロスがあることです。実際に責任者に「なぜ捨てるのか」と聞いたところ、「企業理念」「ブランドのイメージ」ということだそうです。

現状の問題は、フードロス+食料危機₌地球はどうなる?といったチグハグな計算式になってしまいます。それでいて、式を解くために、「気づかれないように」「強制的に」といった+αが組み込まれます。

私たちの体は摂り入れたもので出来上がっています。自分で食べるものをしっかりと自分の目で確認していくように習慣づけしていきましょう。

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