【ワインの真実】酸化防腐剤無添加は本当に健康にいいのか?製造の裏側に迫る

グラスに入った赤ワイン 健康

「酸化防腐剤無添加ワインって体にいい?」

世界には沢山のワインがあります。ワインの値段も高価なものから安価なものまで、本当に様々な種類のワインがあります。

また、私たち消費者は健康を意識してから、お手頃な価格の「酸化防止剤無添加」と記載されたワインも豊富に販売されています。

ワインに使われている添加物と言えば、酸化防止剤。それが体にはよくないとされ、大体的に「酸化防腐剤不使用」と表記されているもの、このワインは体にはどのような影響があるのでしょうか。

酸化防止剤無添加なのにリーズナブルで購入できる理由も気になるところです。今回は、ワインに含まれる酸化防止剤について紹介します。



酸化防腐剤無添加ワインとは?

2つの赤ワイングラス

ワインには、国によって様々なルールが定められています。

しかも、そのワインのルールは国によって大きな違いまであります。

例えば、

EUでは、「新鮮なぶどうを使用すること」「水を足すのは認めない」。その一方、「酸化防腐剤無添加」の「ワイン」は、「ぶどう」そのものを原料にしているのではなく「濃縮ぶどう果汁」でワインを作っています。

アメリカのワインに対する規定は「ぶどうそのものを原料」にしなくても「輸入濃縮ぶどう果汁」で作られたワインは「ぶどうワイン」というお酒の分類にわけることができます。ただ、元の濃度22%以上と基準を守らなけらばいけません。

国によってっ規定は違いがあるものの、「無添加ワイン」と記載できるワインには、基準が定められています。

ちなみに、

国内で製造されているワインは「濃縮ぶどう果汁」を輸入して、国内で「水を足して」「発酵させて」ワインにしている商品もあります。

酸化防止剤の役割とは?

グラスに入った赤ワイン

酸化防腐剤の第一の役割は、ワインが空気に触れることで劣化させないためのものです。

美味しいワイン、舌触り、ワインの香りを楽しむためにも欠かせない品質を守るための酸化防腐剤とも言えます。

ワインの原料はぶどう、ぶどうをしっかりと洗ったとしてもぶどうの皮に付着した多くの雑菌がワインの味や風味を損なわないためにも必要な添加物。

「酸化防腐剤無添加ワイン」隠された添加物

ワインボトル

日本は添加物大国と言われ、多くの食品には添加物を使用しているの食材が多くあります。

本当に無添加なものを探すとなると、まるで宝探しをしているようで難しく、しかも値段も高い。
これでは、体にいいものを摂り入れようとするも、生活が厳しくなってしまいます。

だからこそ、様々な企業はアレやコレやと試行錯誤をし安価なワインを「酸化防腐剤無添加」とワインラベルに大きく記載し、私たち消費者はお得だと思い、思わず手にとってしまいます。

添加物の使用が微量しようしていても記載されていない添加物もある

ワインボトルが並んでいる

食品表示法というものがありますが、これにも色々な試行錯誤や隠された秘密が多く存在します。

食品表示法というものは大切な決まりではあるものの、もっとシンプル使用したものを正直に記載してくれる企業が多くいれば、いいのになと願うばかりです。

話はそれましたが、様々な食材のラベルには全ては表示されていないというのが事実です。

例えば?

商品そのものの色に影響している場合には、表示しないといけないというルールがあるものの、微量の添加物が使用されていても商品そのものに効果がない場合には「表示しなくてもいい」というルールもあります。

ワインで言うと、通常「酸化防腐剤無添加ワイン」をつくる上では、ワイン果汁に亜硫酸塩やソルビン酸が使用されます。

しかし、様々な工程が加えることによって、販売される最後の過程では、その亜鉛酸塩やソルビン酸が「微々たる量」のため、「食品添加物として表示」しなくてもいいという義務放棄に近いものがあります。

製造過程で添加物を使用している可能性がある

並べられたワイン樽

「無添加ワイン」とラベルに記載され、原材料に添加物の記載がなくても「最後に添加物を使用していないだけ」で「作っている途中で添加物を使用されている」可能性もあるというわけです。

しかも、添加物を使用して最終段階のワインに完成された時に「途中で使用した添加物が残っていたとしても」添加物として表示をしなくてもいい、表示義務がないというルールも存在します。

お手軽価格にできるのにも理由があることを知ろう

グラスに赤ワインが注がれている

無添加にするためには、「劣化を防ぐ」「雑菌から守る」などをどうするかが重要です。「劣化しにくい」「雑菌の繁殖もしにくい」には、何かの理由があると知ることが本当の意味で大切です。

お手軽で無添加にできる商品は、一見メリットづくしと私たち消費者は飛びついてしまいます。

しかし、原材料で単なる「ぶどう果汁」とシンプルに記載されていても、どのようなぶどうを使用されているのか、栽培方法はどうなのかなど、ご自身で調べることが食の安全につながるのではないのでしょうか。

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