【ワインの楽しみ方を知る】亜硫酸塩の真実とバランスの秘密

黒い背景に赤ワイン 健康

「亜硫酸塩って体に悪いの?」

今では様々な食品で使われている亜硫酸塩ですが、体に悪いと言われる中で様々な食材に使用してくるのでしょうか。

特に、多くのワインには亜硫酸塩が使用されています。ワイン好きには悲しいものにはなりますが、なぜ使用していていくのか紹介していきます。



ワインに亜硫酸塩が使われている理由とは

赤ワイン

ワインを楽しむためには、香りや舌触りなど様々なことが必要とされます。

そのためにも、ワインの劣化を防ぐには「亜硫酸塩」が必要とし、雑菌からも守ってくれています。しかし、亜硫酸塩は体によくないということも事実です。

雑菌から守るのか添加物をとっていくのか、とても厳しい選択しともなります。

ワイン造りには欠かせない亜硫酸塩ではありますが、いくら劣化や雑菌から防ぎたいからと言って、ドバドバ使用しているわけではありません。しっかりと「量」が定められています。

体に影響がない量を守り、雑菌から守るため、美味しいワインを飲むために「亜硫酸塩」を使用しているわけです。

しかも

亜硫酸塩は、添加された約半分は糖や他の成分と交わり影響をなくすとも言われています。

古代ローマ時代から消毒として古くから受け継がれた方法

ローマ

ワインの歴史は古く、様々な歴史を刻んでいます。

その中で、昔は今よりも「食品添加物」が少なかった時代です。そこで、古代ローマ時代にワインの貯蔵には欠かせない樽の消毒として使用してきました。

古代ローマから受け継がれた方法が今でも引き継いぎ、ワインにも使用されています。

ぶどうを発酵する途中で自然に出る物質でもある

ぶどうと赤ワインが3つ

実は、亜硫酸塩は、ぶどうの発酵する過程で自然に発生する物質でもあります。

ワインは、ぶどうを材料とし発酵させているから、あの奥深い味わいが完成されていきます。逆に、ぶどうを発酵させないとなると、それはまるで「ぶどう+アルコール」となってしまいます。

そうなると、熟成ワインや○年もののワインの品質さえ保てなく、意味がありません。

そのため

ぶどうを使用しているワインは、亜硫酸塩が「全く入っていない」ものは存在しないことになります。もし、酸化防腐剤の亜硫酸塩が無添加なら、それはワインと言えるのでしょうか。



ワインの奥深さを味わっていこう

黒い背景に赤ワイン

ワインには、今年できたぶどうのできを確認するボジョレーヌーボーや何年もの歴史を刻んできた熟成ワインなどがあります。

どのワインにも亜硫酸塩が含まれているものの、ワインを飲む量や頻度、ワインの質などをしっかりと見極めていけば、本当のワインの楽しみか味わえます。

なぜその添加物が使用されているのか、添加物には害はあるのか、無毒化できるのかなど様々な観点から食品添加物を付き合っていく大切さを知っていきたいです。

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