「沢山の考えがあっていいけど、言葉を選ばないネット社会ってどうなの」
「SNSを見ると気持ちが沈む」
「SNSをもっと楽しい気持ちで活用したい」
インスタグラムやツイッターなどのSNS、投稿やコメントなど”個人が発言”する場面が多くなってきている時代ですが、その使い方を間違わないようにしていきたいものです。
そこで今回は、便利なSNSの正しい活用方法について紹介していきます。
SNSの本当の使い方とは?
ネット社会だからこそ、気軽に個人のアイディアや考えを自由に発信することができ、日々の快適さに生かすこともでき、また多くの方々とのコミュニケーションをとることもでき、今ではなくてはならないものです。
しかし、自由に個人の考えやアイディアを発信できるSNSだからこそ、自分も自分の周りの人、みんなにとって快適なものにしていくことが重要です。
SNSの正しい使い方
SNSを正しく使うには、「自分の感情」「何を目的に使うのか」「使う時間帯」について、日々自分との向き合いながら使う必要があります。
それと同時に、SNSは自分だけではなく、色んな人がいることを忘れず、「思いやり」をもち、批判するのではなく、互いに高め合うことを心掛けましょう。
使う目的をはっきりさせる
SNSは短い時間でも短い時間でも情報が入りやすく、「とりあえばインスタグラムをひらいて、投稿された内容を見る」などの方も多いと思います。
それが、ポジティブな内容であれば問題はありませんが、その逆の場合もあります。自分にとってイヤな気持ちになるものは、いつどこでどんなときに入ってくるかわかりません。
そのためにも、「今日は投稿だけをする」「今日は人気のトピックだけを見る」など目的をはっきりと決めるようにするのがオススメです。
寝る前や夜はSNSを見ない
寝る前などの静かな夜は、沢山の人たちにあふれた日中とは違い、より「孤独感」や「気持ちが内側」へと向きやすい時間帯でもあります。
特に、人に気を遣いすぎた、慌ただしい日常を送っている、体のバランスが整っていないときこそ、「SNSは見ない」と決め、”休息することに力”を入れていきましょう。
気持ちが落ちているときは、SNSよりも対面でのコミュニケーション
気持ちが沈んでいるときは、何よりも自分を褒め、リラックスなど休息することが大切です。
SNSには、どんな人がいるかわかりません。広いコミュニケーションとる場としては活用しやすいツールではありますが、気分が落ちているときはSNSよりも「対面でのコミュニケーション」を重視しましょう。
実際に、人と会話をし、自分の考えや気持ちに寄り添ってくれる存在がいるというだけで、心が安定しリラックスすることができます。
「ブロック」や「通報」「非表示」機能を活用する
SNSには、沢山の言葉が行き交う場でもあり、人が存在する以上、みんなが正しくSNSを利用しない以上、時には言葉に傷つくことや感情が高ぶることもあると思います。
そんなときは、どんどん「ブロック」や「通報」機能を活用していきましょう。中には「無視できるから、慣れているから」とこのせっかくの機能を活用しない方もいますが、慣れてはいけません。
ご自身がその環境に対応しなくてもいいんです。頑張らなくていいんです。頑張るのは、その機能をどんどん活用していくことです。
「ブロック」機能
ブロック機能とは、特定のユーザーとの関わりを完全に遮断する機能のことです。
ブロック機能を活用することで、特定のユーザーからのコンテンツや通知をブロックすることができます。
【インスタグラム】でのブロック機能の手順
②プロフィールページの右上にある「…」をタップし「ブロック」を選択。
③ブロックしているか確認するには、ポップアップメッセージが表示されるので「ブロック」をタップして確認。
正常にブロックされると、そのユーザーのプロフィールにアクセスできなくなり、そのユーザーからのメッセージや通知も受け取れなくなります。ブロックしたユーザーは、投稿やストーリーを表示することもできなくなります。
また、相互フォロー状態であった場合、ブロックすると自動的にフォローが解除されます。
【ツイッター】でのブロック機能の手順
②プロフィールページの右上にある「…」をクリックし、「ブロックする」を選択。
③ブロックしているか確認するには、ポップアップメッセージが表示されるので「ブロック」をタップして確認。
正常にブロックされると、そのユーザーのツイートはあなたのタイムラインに非表示、相手からのメンションやDMも受け取れなくなります。
ブロックしたユーザーは、プロフィールページを閲覧することもできなくなります。
また、相互フォロー状態であった場合、ブロックすると自動的にフォローが解除されます。
通報機能
通報機能とは、問題のあるコンテンツやコメントに対して、監視し対処する方法のことです。
「誹謗中傷」「差別」「暴力的な表現」「違法活動」「詐欺行為」「不正行為」をはじめ、言葉の暴力やプライバシー損害が見受けられたときに活用していきましょう。
【インスタグラム】での通報機能の手順
②メニューから表示される中から、「報告する」を選択。
③種類を選択、必要に応じて、より詳しい情報を入力します。
④全て入力したら「報告するor送信」をタップして通報。
【ツイッター】での通報機能の手順
②メニューか「報告」をクリックし、種類を選択、必要に応じて、より詳しい情報を入力します。
③全ての入力が完了したら、「報告するor送信」をクリックして通報。
非表示
非表示機能とは、あなたのプロフィールページや投稿も見せないようにするシステムのことです。相互フォロー状態でも非表示設定にした場合でも、相手のプロフィールや投稿は見ることができます。
【インスタグラム】での非表示機能の手順
②プロフィールページの右上にあるメニューアイコン「…」をタップし、「非表示にする」選択。
③ポップアップメッセージに表示される項目の「非表示にする」を選択し、確認。
正常に非表示になると、そのユーザーの投稿やストーリーはタイムラインに表示されなくなります。
ツイッター
ツイッターには、他のユーザーのツイートなどの「非表示」機能は存在しません。
しかし、「ミュート機能」「キーワードフィルター」「ブロック機能」などを活用することで、特定のユーザーからのツイートを避けることができます。
ツイッターでは、「非表示機能」の代わりに「ミュート機能」を使って、一定期間特定のユーザーのツイートを非表示にすることができます。【手順】
ユーザープロフィールにアクセスし、「ミュート」を選択
ツイッターでは、「非表示機能」の代わりに「キーワードフィルターを設定」をすることで、特定のキーワードやハッシュタグを含むツイートを非表示にすることができます。【手順】
設定から「プライバシーとセキュリティ」を選択し、キーワードフィルターを追加
不快なユーザーからのツイートを完全に非表示にするために、ユーザーをブロックすることができます。ツイッターのブロック機能は相手に通知がいきます。【手順】
ユーザープロフィールにアクセス、メニューアイコン「…」をクリックし、「ブロックする」
以上の方法を利用することで、ツイッター上で特定のユーザーのツイートを非表示にすることができます。
「見る人の気持ち」と「自分の言葉の責任感」をもつ
「見る人の気持ち」と「自分の言葉の責任感」を持つことは、SNSでのコミュニケーションにおいてとても大切なポイントです。
SNSでは、自分だけの世界ではありません。必ず誰かがいて、その言葉を見る人がいます。そのため、自分の発した言葉などを見て、不愉快な気分にさせないのか、言葉の暴力になっていないのか、責任をもっていく必要があります。
言葉に責任をもつということは、「正確性」も大切です。特に人から聞いた情報は、事実と違う場合もあるので、しっかりと自分の目で確認していきましょう。
ネット上にはいつまでも痕跡が残る
SNSには、”デジタルフットプリント”として長期間痕跡が残ります。
「ついカーっとなって発信してしまった」「イライラのはけ口にしている」など、ついでは済まされないこともあります。
自分の感情にまかせて、見る相手の気持ちを考えないような発言をしてしまうと、長期的な影響を与えてしまうことを認識し、責任を持って発信しましょう。
見て見ぬふりしない
SNSで、これはよくないと思う問題のあるコンテンツなどがあれば、「見て見ぬふりしない」ようにしていきましょう。
例えば、SNSでの誹謗中傷はもちろん、煽るようなこと、事実とは違うのに確認もしないで拡散することもやめ、「自分は関係ない」「巻き込まれたくない」など、放置せずに”自分にできることを”していきましょう。
SNSは、個人の発言がしやすい反面「心ない言葉」で傷ついて、困っている人がまだまだいます。発見したら、見過ごさず自分の力や声を使って積極的に関わっていきましょう。
ストレス発散につかわない
SNSでのご自身のストレス発散場所として人に暴言を吐くことはやめましょう。ご自身のストレス発散で人に暴言を吐くのは言語道断です。
もしどうしてもイライラしてしまった場合には、SNSではなくノートなどに書き出してみましょう。自分の言葉と感情を整理しつつ、書いたら捨てられるもののが心もスッキリするはずです。
「皆違って、皆いい」
SNS上では、色んな方とコミニケションをとることができます。それが時に悪い作用に働いてしまうこともあります。
「自分と違う」からと批判するのではなく、「自分と違う」からこそ、自分も高め合うこと、個性の大切さを知り多様性を尊重していきましょう。
自分と違うからこそ成長し、新たな発見があり、毎日楽しく花をくれる存在にもなり、大切な存在です。
自分と全く同じ考えの人、価値観の人は存在しません。思い通りにしたいならロボットになってしまいますし、今ではロボットでも個性があるくらいです。
SNSは自分だけではない、皆で作り上げていくもの
SNSは「自分ためだけのもの」ではなく、「皆で作り上げていくもの」と忘れずにいましょう。
SNSがあるからこそ、遠くの人とつながれ、今では”推し”とも、より身近に感じられ繋がれるんです。そんなSNSの魅力を自分勝手な考えで壊し、人を傷つけてしまうのはSNSが故の盲目でもあります。
これから、もっとSNSも成長していきます。もっと多様性を認め合い、SNSを通じて魅力的なコミュニティの場として活用していきましょう。
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