今ではすっかり「グルテンフリー」という、言葉も浸透きつつあります。しかし、グルテンはパンやクッキーなど、「主原料が小麦」以外の製品にも、グルテンが含まれています。
ザっと調べても、20種類以上は存在します。
そこで、今回はグルテンが含まれている商品、グルテンマップにて紹介します。グルテンフリーを心がけている方、添加物が気になる方は参考にしてみてくださいね。
グルテンとは?
グルテンとは、たんぱく質の一種です。小麦と水を混ぜると、少しベトベトした感じの生地になります。小麦だけでは、サラサラした粉。
しかし、それが水を加え、混ぜ合わせることで、グリアジンとグリテニンが結びつき、グルテンになります。
グルテンフリーは効果あるの?
グルテンフリーとは、グルテンを含む食品や調味料などを摂取しないことです。例えば、今までパンを主食にしていた方は、白米に変えてみるといった感じです。
しかし、グルテンを含む食材の他にも調味料などの多くはグルテンが含まれていることがあります。更に言うならば、グルテンフリーの食材や調味料を探すのが大変なくらいです。
そういう方は、スーパーよりも専門店やネットのが手軽に購入しやすいので参考にしてみてください。
グルテンフリーのやり方は?
今まで身近にあった小麦商品を、いきなり断つ!ことは難しいかもしれません。一度知ってしまった、「あの香ばしいパンの香り」「ふわふわのパンケーキ」など、もう一度食べたいと思います。
しかし、悪いのはグルテンなわけで、パンのパンケーキも悪くありません。食べたくなったら食べればいいんです。少しの工夫で罪悪感のないパンを食べましょう。
原材料を確認する
日本では、「グルテンフリー」の基準が定められていません。「グルテンフリー」と記載をしていても、「小麦アレルゲンを含まないことを示すものではない」など、購入者の判断が重要と言えます。
そのため、「グルテンフリーの〇〇」と表記されていても、グルテンの成分でもある小麦が含まれている可能性もあるので注意が必要です。
小麦粉の代わりになるものを使う
グルテンは、小麦に水を加えることによりつくられます。要するに、小麦を使用しなけらばグルテンを摂取しません。小麦粉の代わりに、米粉を使用することで、パンやパンケーキなども作ることができます。
いつものごはんが、「グルテンフリーの雑穀を混ぜる」ことで、毎日の健康を応援してくれます。もち麦や、ハト麦、大麦などグルテンを排除されている商品なので、小麦が苦手な方や美容を意識されている方にもオススメの商品です。
ご飯だけではなく、スープに入れると食べ応えのあるリゾット風にもなり使い方もインスタでも紹介されています。私は、この時期温まるシチューやポトフ、チゲ鍋風スープに入れるのがおすすめです。
グルテンが含まれている食材たち
グルテンが含まれている食品で知られる代表としては、パンやピザなどです。しかし、「え?まさかこの中にもグルテンが入っているの?」とあまり知られていない、隠れグルテン食品も多く存在します。
主食
・うどん、ラーメン、パスタ、そーめん、焼きそば、そば(十割そば以外)などの麺類
・パン、ピザ、お好み焼き、タコ焼きなどのパン生地系
・カレールー、シチュールー、ビーフシチュールーのスープ系
おかず
・から揚げ、てんぷらなどの揚げ物系
・餃子の皮、中華まん、ワンタン、シュウマイなどの中華系
調味料
・醤油、麦味噌、穀物酢、加工酢、マヨネーズ、ソース、ケチャップ、ほんだし、固形コンソメ、白だし
・てんぷら粉、ライ麦粉、全粒粉、ふすま粉など粉物系
スイーツ
・ケーキ、クッキー、ビスケット、アイスクリームドーナツ・カステラ・パンケーキなど
飲み物
・麦茶、はと麦茶、穀茶(5穀茶など)、麦芽豆乳、麦芽コーヒー、麦芽入りココア
・麦芽飲料(ネスレのミロ等、ビール、ビールテイスト飲料、麦焼酎、そば焼酎、JINRO、マッコリ、紹興酒など
グルテンってそんなに悪者なの?
「グルテンフリー」という言葉があるように、なぜそんなにもグルテンが悪者になっていったのでしょうか。それは、グルテンの性質である「粘り気」が主な理由とも言えます。
グルテンは、パンや小麦の主原料ともなる材料で、粉と水を掛け合わせるだけで、あんなにふっくらと仕上がります。という事は、グルテンを含む食材を摂取すると、膨らむということ。
パンなどは、発酵、クッキーは生地を寝かせると言いますが、それも生地をなじませる意味というものが存在します。
グルテンフリーでストレスフリーな毎日をおくろう
グルテンが含まれる食品には、ふっくらと美味しいものが多く、「生食パン」「高級食パン」「家系ラーメン」「ふわふわのパンケーキ」など、どの食品も食欲をそそるものが多いです。
「今日は何だか沢山食べたい」と思ったとき、バイキングに行く方もいるかもしれません。バイキングに並んでいる食品もどれも美味しそうに見えますよね。そして、多くの食品にはやはり「小麦」が使用されているものばかりです。
それほど、小麦を含む食品には、どれだけ美味しいものが多く存在しているのか、そして、小麦が含まれる食品がなぜこんなにも多いのか今一度知っておきましょう。
完全なるグルテンフリーを目指すには、探す時間がかかってしまいます。どうしてもパンを食べたい!ときは、米粉を使っているものを選んだり、今では市販のものでもグルテンに配慮したものもあるので、活用してみてくださいね。
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