【マグロの目利き】美味しいお刺身を食べるために必要なこととは?

マグロを目の前で切る 健康

「お刺身は、添加物がないから安心」
「ダイエットや健康にも、ヘルシーなお刺身」

毎日でも食べたいお刺身。お刺身は、お魚の味をダイレクトに感じることができ、シンプルで安心できる食材とも思われる食材の一つです。しかし、まさかのお刺身にも「添加物」が使用されているんです。

なぜ、シンプルなお刺身にでさえ「添加物」を使用しなくてはいけないのか、紹介していきます。



美味しいお刺身を食べる極意、3ヶ条とは?

お刺身の盛り合わせ

せっかく美味しいお刺身を食べるなら、本物のシンプルなお魚を頂きたいものです。

そのためにも、お刺身を購入する際には、ご自身の目で食べる食材を見極める3つのポイントを参考にしてみてください。

お刺身でもしっかりと原料を確認する

イワシのお刺身

数ある食材の中でも、たらこやお店で調理されていない魚介類、特に一見お魚をさばいて販売されているように見えるお刺身でも、お刺身を美味しく見せるために様々な工夫をなされています。

「お刺身だから大丈夫」と思いがちな食材こそ、しっかりと原料を確認して購入するように習慣づけが大切です。

切り身よりもサク

お刺身のサク

お刺身には、様々な種類が盛り合わせになっているタイプのお刺身と、サクのタイプものがあります。実は、たったこれだけで、商品としての扱い分野が異なってきます。

例えば、お刺身の盛り合わせや既にカットされているお刺身は、サクのタイプよりも劣化が早いため基本的には「劣化を防ぐための、食品添加物が使用」され加工食品として扱われています。

加工食品の扱いになると、どこの産地なのか天然ものなのかなどの表記も必要ではなくなるほか、せっかく販売業者が手を加えた商品が、見た目の悪さで購入が減ってしまってはビジネスとしてなりたちません。

そのためにも、お刺身で大切なテリを持続ざせ、乾燥を防ぐ、変色を防ぐためにも必要な食品添加物様様というわけです。

色鮮やかなほど注意

いくらのアップ

例えば、高級食材として扱われることの多い”いくら”。いくらは特に色鮮やかな色ほど注意が必要な食材です。

いくらには、天然もののいくらと人工的につくられたいくらが存在します。人工いくらとは、養殖とかではなく、化学調味料がたっぷりとふくまれたいくらのことを指します。

また、人工いくらには色付けを「黄色5号」「赤色102号」を使用されているため、とても色鮮やかな見た目に仕上がるようにできています。



お刺身に添加物が使用されるわけとは?

お刺身の盛り合わせをお皿に盛り付け

あのシンプルなお刺身にでさえ、添加物が使用されているなんて、一体何を食べたらいいのかと頭を抱えてしまいます。

お刺身に添加物を使用されるわけとは、主に「旨味を引き出す」「見た目をよくする」「劣化を防ぐ」ことです。そのため、お刺身でもより美味しくさせるために食品添加物が使用されていることもあります。

植物油脂

マグロのお刺身

お刺身にでも、植物油脂=トランス脂肪酸のもととなる食品添加物が使用されている場合があります。それも、植物油脂には、お刺身を乾燥から守ってくれたり、見た目をよくしたり、何と言ってもお刺身に「まろやかさ」を引き出す効果があるためです。

pH調整剤

お刺身の盛り合わせの大皿

pH調整剤は、お刺身の劣化による変色を防ぐための食品添加物です。お刺身は、劣化も早く取り扱いに注意しなければいけません。

しかし、お刺身に含まれる”酸性アルカリ性”成分を食品添加物によって調整することで、より長くお刺身の美味しい見た目を持続することができるようになります。

漂白剤

お刺身のツマ

お刺身には、次亜塩素酸ナトリウムという漂白剤の一種を、殺菌するために使用されていることも多いです。

次亜塩素酸ナトリウムというは、カット野菜の多くに使用されていることが多く、お刺身についているツマもその野菜を使用されています。

しかし、原料には「漂白剤」「次亜塩素酸ナトリウム」との表記はありません。野菜を何度も水洗いすることで、漂白成分がうすくなるため出荷するときには、ほとんど成分はおろか野菜の栄養ほとんどないためです。



お刺身は、目の前でカットされているものを選ぼう

マグロを目の前で切る

お刺身を購入する際は、サクのタイプのものがお刺身の鮮度を長く保つことができます。

しかし、自分でカットするのが手間だなと感じるときには、スーパーや鮮魚店のお店の人がカットしてくれるところもあるので、どんどん活用していきましょう。

一匹丸ごと、お店の人に食べ方を伝えることで、お店の人が丁寧に食べる部分を分類わけしてくれるので、手間も省け、美味しく体にもいいお刺身を食べることができます。

 

 

 

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