「ライスペーパー包みを上手く焼けない」
「ライスペーパー包みを焼く時、中身が出てしまう」
「ライスペーパーがパリッと焼けない」
ライスペーパー包みは、好きな具材をライスペーパーで包んで焼くといった簡単で手軽、ダイエット料理としても人気のあるメニューの一つです。
しかし、ライスペーパー包みを焼く際、くっついてしまったり、中身が出てしまったりと上手く焼けない…そんな方もいるのではないでしょうか。私がそうでした。何度も何度も失敗して、それでも試行錯誤。
そこで今回は、ライスペーパー包みの失敗の原因とコツについて紹介していきます。
ライスペーパー包みとは?
ライスペーパー包み焼きとは、生春巻きにつかうライスペーパを使い、キャベツやニラ、ニンニク、ショウガ、ツナなどお好みの具材をライスペーパーに包み、フライパンで焼く料理です。
ライスペーパー包みは、自分の好きな具材を入れてフライパンで焼くことで、ライスペーパーが外側は、春巻きのような「パリッ」と、内側は「モチッ」とした食感が楽しめ、食べ応えのある料理でもあります。
ライスペーパー包み焼きが失敗してしまう原因とは?
ライスペーパーの原料は、米粉やタピオカでんぷんが使用され、それぞれの原料のもととなる成分をみていくと失敗してしまう理由が見えてきます。
例えば、米粉。米粉は、その名の通り「お米」です。そして、タピオカでんぷんは皆さん大好きなタピオカドリンクのあのモチモチとした食感の粒のものです。
どちらとも「とろみ」「モチモチ」とした食感が特徴で、米粉は使い方によってはパリッと仕上げることにも優れている調味料の一つです。
ライスペーパーに水をつけすぎている
ライスペーパーは、使用するときに水に浸して具材を包む料理ですが、ライスペーパー包みを作る際には、ライスペーパーの水分量もとても重要なポイントです。
ライスペーパーを水につけすぎることで、ライスペーパーが水分を含み過ぎてふにゃふにゃになり失敗の原因になってしまいます。
ライスペーパーに包む具材の水分が多すぎる
ライスペーパー包み焼きを作る際、中身は自分のお好みの具材を入れますが、中身の具材の水分量にも注意が必要です。
例えば、ツナ、トマト、きのこ、キャベツなど、水分量や油分が多い食材はしっかりとキッチンペーパーで水気を切ってから包まないと、ライスペーパー包みを焼く際に中身から、水分が出て破けてしまう原因になります。
ライスペーパーに包む具材の量が多すぎる
ライスペーパー包み焼きを包む具材は、ライスペーパーがしっかりと四方向から具材がはみ出ないのが条件です。
具材がはみ出てしまうと、ライスペーパー同士が上手く包まさらなく、具材から水分が溶け出し、フライパンとくっついてしまう原因になってしまいます。
ライスペーパーを焼く際、なんども触ってしまう
ライスペーパー包みを焼く際、ついついやってしまいがちな「何度も確認する」作業。焦げてないか、しっかりと焼けていないか、確認したくなります。
確認する際は、ライスペーパー包みやきに直接箸やフライ返しを使うのではなく、フライパンを円を描くように回すようにしてみましょう。しっかりと焼けている場合には、スムーズにフライパンの上でライスペーパー包みが動いてくれます。
ライスペーパーを焼く際の火加減が弱すぎる、強すぎる
ライスペーパー包みを焼く際、火加減が絶妙です。ライスペーパー包み焼きを焼く際、火が弱すぎるとライスペーパーに包まれている具材から水分が出てしまい失敗の原因にもなってしまいます。
また、火が強すぎるとライスペーパー包み焼きが焦げてしまう原因にも。中火よりやや弱めがオススメです。
ライスペーパを焼く際の油の量が少ない
ライスペーパー包み焼きは、ダイエッターの中で注目されている料理の一つです。それが故に、ダイエットしているからと、フライパンにひく油の量がすくなすぎると、ライスペーパーとフライパンがくっついて失敗の原因になります。
オリーブオイルやごま油など健康を意識した油を使用することで、フライパンにひく油で罪悪感が軽減されます。オイルの量を減らすのではなく、オイルの種類に注目してみてくださいね。
ライスペーパー包み焼きをパリッとさせるコツ
ライスペーパー包み焼きは、薄い膜で具材を包んでいるため、とても繊細に扱う必要があります。
とくに、ライスペーパー包み焼きをフライパンに「のせるとき」、「のせたあと」、「ひっくり返すとき」が成功のポイントです。
クッキングシートをフライパンにひく
ライスペーパー包みを焼く際、フライパンにひく油の量が適量でも、フライパンの性質やライスペーパーの保管状況、ライスペーパーに包んでいる具材によって、どうしても失敗してしまうこともあります。
そんな時は、迷わずフライパンにクッキングシートをひいて、ライスペーパー包みを焼いてみてください。クッキングシートの特徴として、くっつかないようにしてくれる性質があるのでオススメです。
もしクッキングシートがない場合には、アルミ箔なんても代用方法があります。しかし、アルミ箔で、おにぎりを包んだ場合がいい例ではありますが、米粉を使用しているためアルミ箔にくっついてしまうことも。
ライスペーパーに片栗粉や米粉などの粉物をつけて焼くのもオススメです。
ライスペーパー包みを何度も触らない
ライスペーパー包みを焼く際には、「しっかりと焼けているのか」「ライスペーパーが破れていないのか」等、確認したくなるとおもいます。しかし、失敗しないためにもここは、我慢との勝負でもあります。
必要以上にライスペーパを触ってしまうことで、調理器具とライスペーパーがくっついてしまい、ライスペーパー包みが破れてしまう原因です。
ライスペーパー包み焼きをひっくり返すときは、フライパンの面にそわせる
ライスペーパー包みをひっくり返すとき、円を描くようにフライパンの上でライスペーパー包みの焼き加減を確認したあとは、ゆっくりと丁寧にひっくり返すのがコツです。
しっかりとライスペーパー包みが焼けていたとしても、まだ片面が焼けていない状態です。
ライスペーパーが不安定な状態のため、ひっくり返したときに具材がフライパンの中に出てきてしまはないように、慎重にひっくり返すことで上手にひっくり返すことができます。
ライスペーパー包み焼きをマスターした美味しくキレイになろう
ダイエットに励んでいる方でも大人気の料理の一つ、「ライスペーパー包み焼き」。SNSなどの動画では、簡単にできそう!と思って、いざやるも、上手く焼けないこともあると思います。
ライスペーパー包み焼きを上手く焼くには、「水分量」「焼けるまで触らない」「ひっくり返すときは丁寧に」をポイントにして、美味しい自分のお好みのライスペーパー包み焼きを作ってみてくださいね。
コメント