「ドアの閉まる音が気になる」
「隣人の生活音がストレス」
「騒音対策しても音がつきまとう」
HSPさんは、音にとても敏感で、ごくわずかな小さい音でもキャッチしてしまう傾向にあります。非HSPさんにそれを話したところで「聞こえないよ」と言われて、この辛い悩みを誰にもわかってくれない辛く悲しい状況を耐えている方も多いかもしれません。
そこで今回はHSPさんが音で悩む対処方法を紹介します。
HSPさんは、なぜ音に敏感なの?
HSPさんは五感がとても敏感で、1つのことで沢山の想像を働かせます。例えば、音。それはどんな音なのか?なぜこんな音がなるのか?などです。
HSPさんは音から感じれるイメージをし、それが時として「ストレス」の原因にもなってしまいます。
HSPさんが不快に感じる音とは?
- ドアが勢いよくしまる音
- 人の寝息
- クチャクチャと咀嚼音
- ティッシュのギュッとした音
- 換気扇の音
- カチカチした音
- バスなど「プシュー」と大きな音を立ててしまる音
- 食器のガチャガチャした音
- 定期的にくる音
HSPさんが音で悩む対処方法5選
HSPさんは、人がなかなか気づかない小さな音もキャッチしてしまいます。
例えば、人混みの中でも、物を落とした音、話し声などが気になり時としてHSPさん自身のストレスの原因です。しかし、音をどう捉えるかで、HSPさん自身も音に対する感じ方の軽減にもつながってきます。
イヤな音がなったらその場から立ち去る
HSPさんは、刺激に強い分、音に対しても敏感に感じとれます。特に、日常で人との交流が多いほど、音に対しても敏感に感じます。
疲労が多いほど、HSPさん自身が苦手な音に対しては、敏感にキャッチしストレスのもととなるので、苦手な音がなったら、静かにその場から立ち去るのがいいでしょう。
耳栓やイヤフォンを活用する
HSPさんにオススメの耳栓やイヤフォンは、「素材」「音のシャットダウンさ」に優れているものです。
とりあえずの耳栓だと、耳栓やイヤフォンをした感触やわずかに聞こえてくる音に対しても敏感に感じてしまいます。
リフレッシュすることに力を入れる
ストレス、疲労が多いほど、HSPさんの刺激への敏感さは強くなる場合があります。
それは、HSPさんが自分を守るための防御によるものでもあるのですが、それが時としてHSPさん自身をさらにストレス悪化の原因となってしまいます。
そのため、苦手な音がなったときには、紅茶やコーヒーなど温かいものを飲んだり、リフレッシュすることに力を入れておくと音に対するストレスも軽減してくるはずです。
自分が心地いい音を流す
HSPさんは、音に対して敏感だということは「苦手な音」と「心地いい音」に対する刺激が強いということです。苦手な音からは、自分が心地いい音での対抗を図ってみましょう。
例えば、隣人から聞こえてくる音がストレスならば、常に家では自分の家でもカフェのように「常に心地いい音楽が流れる空間づくり」がオススメです。
自律神経を整える
ヘッドスパやマッサージ、鍼やお灸、ヨガなど自律神経を整えることもHSPさんにとって、音へのストレス軽減に繋がります。
ヘッドスパやマッサージは、頭や全身の凝り固まった緊張をほぐしてくれリラックスで得られる方法、鍼やお灸は、体の不調の原因となる箇所にアプローチをかけていく方法。
ヨガや軽い運動することで得られる爽快感で得られる方法で自律神経を整えていくと、苦手だった音に対するストレス度合いが変わってきます。
HSPさんにオススメの音5選
HSPさんが苦手な音でのストレスを感じたときは、「苦手な音を<心地いい音」と音を音で対処するのがオススメです。
音に敏感になるからこそ、音は悪いものではないという認識をすることもストレス軽減につながります。
自然の音
川や海の優しい水の音、そよ風、爽快感を感じれる小鳥の鳴き声などの「自然な音」には、心をゆったりさせ苦手な音からのリラックスへと導きます。
苦手な音を聞くと、HSPさんは自身、音への嫌悪感を感じ緊張状態に。HSPさんが心地いい自然の音を聞くことで、音に対する感じ方が軽減されます。
ピアノの音
ピアノの音を聞くと、気持ちが穏やかになり、リラックス効果を感じさせてくれます。HSPさんは、音に対して敏感な分、HSPさんが好きなピアノの音色を聞くことで、より音に臨場感を感じさせてくれます。
ストレスを感じているときこそ、ピアノの優しい音色を聞いたり、趣味でピアノを弾くのもオススメです。
ジャズ
ジャズには、心を穏やかにし、気分が前向きにしてくれる効果があります。ジャズを聴くことで、音に対してのストレスを和らげ、ドーパミンを活発にしてくれます。
気分や用途に合わせて、リズミカルなジャズ、ゆったりな音色のジャズと使い分けすると、HSPさんの音に対しての強い味方となってくれるはずです。
チベットシンキングボウル
チベットシンキングボウルの静かな鐘のような、木琴のような音に近い音です。
シンキングボウルの音を聞いていると、次第に心が安定し落ち着いてきます。ただ、シンキングボウルの音には少し注意があって、シンキングボウルの種類によって若干音が異なります。
音が高すぎない音を選ぶのがオススメです。また、シンキングボウルの音を流すリズムにも注目してみましょう。
852、528Hz(周波数)
周波数とは、音の高さや低さなどで感じる「音の振動」のことを言います。
852ヘルツは、ネガティブな感情をかき消し、頭がスッキリする音と言われています。また、528ヘルツは、恐怖心や不安になってしまう心を安定へと導く音と言われています。
HSPさんは、音に敏感な分、音の周波数など振動にも注目してみることがオススメです。
HSPさんが心地いい音と思う音探そう
HSPさんは、刺激に強い分、わずかな音に対しても敏感にキャッチします。今日は疲れているなと思うときこそ、苦手な音に対して感じるストレスも大きくなる傾向もあります。
そんなときのためにも、「元気になりたいときの音楽」「疲れたときの音楽」「集中したいときに音楽」と「○○用の音楽」などを、探して苦手な音からのストレスを軽減していきましょう。
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