「バナナは健康にいい」
バナナは、食物繊維も豊富で栄養価も高く、朝食や小腹空いたときに丁度良くバナナを常置しているご家庭もあると思います。そんなお手頃で栄養価も高いバナナですが、バナナをしっかり選んでいますか?
バナナは手軽で栄養も豊富ですが、しっかりと見極めないと体に悪いバナナを食べている可能性もあります。では、バナナのどこを見れば、健康にいいバナナを見極めることができるのでしょうか?
そこで今回は、バナナの選び方とバナナの知られざる闇をご紹介致します。普段からバナナを購入している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
普段買っているバナナは安全?
スーパーやコンビニなどで、バナナを買うとき、バナナのどこを見て購入していますか?バナナの色?バナナのハリ?熟さ加減?産地?どれも正解でどれも不正解です。ここで見てほしいバナナのチェック項目は、バナナに貼っているシールです。
バナナに貼っているシールはただのブランドシールではありません。バナナに貼っているシールによって、食べているバナナが安全なのかそうでないのかが見分けることができます。
バナナの情報が詰まっているPLUコードシールを確認しよう
バナナに貼られているシールは、バナナのあらゆる情報がつまっています。産地や栽培方法、出荷時期などの大切な情報のコードです。よくよくバナナに貼られているシールをみていると、数字が記載されています。
バナナを管理するために使われているコード番号で、このコードはバナナの流通している国全体で使用されています。
PLUコードシールの数字の意味を知ろう
バナナに貼られているコードシールには、バナナがどのように栽培されているのかがわかる貴重な情報の宝庫です。
コードで、自分が食べるバナナ、大切なご家族が食べるバナナは安全なのかなどがわかるためバナナに貼られているコードシールに記載されている数字のチェックを習慣づけしていってくださいね。
数字が4桁で「3」か「4」から始まるコード
バナナに貼られているコードシールの数字が「3」か「4」の場合は、「化学肥料を使い栽培されているバナナ」です。
バナナは、糖分が多いため虫が付きやすい食材でもあり、大量に生産するためにも化学肥料は生産者にとっては欠かせない企業材料でもあります。
しかし、私たちバナナを食べる消費者は、栽培時に農薬を散布させているバナナを食べることにもなるので、リーズナブルなバナナには「農薬が沢山散布されてバナナを食べている可能性がある」ということを頭に入れておかなけらばなりません。
数字が5桁で「9」から始まるコード
バナナに貼られているコードシールの数字が5桁で「9」から始まる場合は、「有機栽培されているバナナ」です。
バナナを有機栽培しているため、化学肥料や農薬の代わりに、動物の糞尿や堆肥などの動物性の肥料を使っているものです。動物性の肥料には、沢山の栄養があるので美味しいバナナになりますが、ココで注意点が一つあります。
その肥料になる動物は何を食べているのかにも注目しなけらばなりません。そのため、有機栽培₌安全とも言えない場合もあります。
数字が5桁で「8」から始まるコード
バナナに貼られているコードシールの数字が5桁で「8」から始まる場合、「遺伝子組み換えのバナナ」です。
今では、遺伝子組み換えの野菜も多く出回っています。トウモロコシやジャガイモなど遺伝子組み換え食材で代表です。体のことを考えるなら「よくわからないもの」は、確認してから購入するようにするのをオススメします。
バナナに使われている農薬とは?
バナナはリーズナブルで栄養もたっぷりとお子さんがいる家庭でも欠かせない食材の一つです。
しかし、健康のために食べていたバナナに栄養たっぷりが故に、農薬もたっぷり使用されていたものだということは知っておくことは必要です。
では、バナナに使われている農薬は、私たちの体にどのような影響を与えるのか見ていきましょう。
バナナのカビを防止する農薬
バナナは輸入するのが主となっています。
カビにも様々な種類がありますが、バナナにカビが入っていては食べれるものも毒性があるため、食べれません。それこそ、食材の無駄にもなってしまいます。
そのため、輸入中にカビの防止するために「イマザイル」や「チアベンダーゾール」と言われる農薬を使用しています。
イマザイルやチアベンダーゾールは、主にレモンやオレンジなどの柑橘系とバナナにだけ使用を許可されている農薬です。チアベンダーゾールは、収穫後にスプレー又は浸漬の方法があります。
(参照│東京都福祉保健局)
ベノミル
ベノミルは、アレルギー性の皮膚炎や遺伝性の疾患胎児への悪影響があるとされていて、EUやアメリカでは使用を禁止している農薬です。日本では、農家などに作物の栽培で必要だとされ、現在は住友化学に譲渡され使用されています。
安全なバナナを選ぶには?
農薬が体によくないものだということは、知っていても具体的にどのような影響があるのかを、認識していなかった方も多いと思います。
安全で美味しいものを食べていくためにはどのようなことに気をつけていけばいいのか見ていきましょう。
無農薬のバナナを選ぶ
有機JAS認定のバナナは小さいお子さんから妊婦さん、妊活している方、健康や美容のためにもオススメできます。農薬や化学肥料を使用していなく、収穫後も防カビ剤の使用もなし。
バナナには、葉酸やオリゴ糖も豊富なため朝のスッキリ感や小腹が空いたときにもオススメです。バナナ無農薬3kg★有機JAS(無農薬・無添加)★のバナナで日常のパワーチャージしましょう。
国産のバナナを選ぶ
バナナを輸送中にカビや害虫から守るために、栽培時だけではなく収穫後にも農薬が使われます。これを「ポスト(後)ハーベスト(収穫)」といいます。日本では禁止されていますが「食品添加物」として一定の使用が認められています。
しかし国産のバナナ農薬不使用の国産バナナ『グロスミッシェル種』は、輸送する必要がないので国内だから農薬不使用で皮ごと食べられるほど安全に美味しく食べれます。
バナナ集中して付着している部分を切り捨てる
バナナに使われている農薬は、皮と軸の頭から1cmほどに集中しています。バナナの皮を剥き、上の部分1cm程度を切り落とし捨てましょう。
バナナをしっかりと洗う
バナナには、残留農薬をはじめ、収穫後にも防腐剤や防カビ剤を使用しています。バナナに使用されている防カビ材は水洗いだけでは20%~40%しか除去できません。
農薬を全て落とすことは難しくても、青森産 ホタテ貝殻焼成パウダーなどを利用して工夫し、なるべく農薬を口にいれない努力をして、バナナを食べていきましょう。
バナナのシールを確認するクセづけをしよう
多くの野菜や果物は、添加物や農薬などを使用されています。ご自身やご家族の健康を考えるには、体に害があるものそうでないものなどの見分けることが大切です。
特に日本は食品添加物も多く使用されている食材があるので、「安いから」「栄養価がいい」だけではなく、隠された情報がないのかも知ることが必要です。
コメント