「冬のご馳走がまさかのダイエットにも効果的な食材とは?
冬だから食べたいあの食材、ご馳走のカニ。カニは、高級でなかなか普段から食べている方はいないかもしれませんが、これからの季節にはぜひ食べてほしい食材でもあります。
そこで今回は、なぜカニがキレイになるために食べてほしい食材なのか紹介していきます。
カニにはキレイになれる栄養素がたっぷり?
カニにた、まず豊富なたんぱく質。それでいて、良質。
ダイエットにもキレイになるためにも、欠かせないたんぱく質が、カニには豊富に含まれています。厳密に言うとカニの種類によっては、若干の栄養素や時期などは変動ありますが、冬と言えばカニと思う方も多いのではないでしょうか。
カニは低カロリー
カニって、高いイメージがありますよね。だから、私たちはカニもどきのカニカマを選びがちです。
しかし、実はカニカマってたんぱく質が豊富なのですが、気になるのは食品添加物。
やっぱり選びたいのは、体に負担のない食材を選んでいきたい、というのが本音です。しかし、なかなかそうもいかないですよね。
だからこそ、お祝いごとやイベントには思う存分カニを味わってほしいです。
カニは、低カロリーで豊富なたんぱく質が含まれているので、罪悪感もありません。
1人前で通常は、約300g。満足いくまで食べるなら、倍の600g(カニ2杯分)だったとします。カニ100g辺り約60cal~90calとなんという低カロリーです。
カニの赤さに含まれる栄養素が老化防止になる
カニは何色ですか?そうです、赤色です。このカニの赤さは、かなりの抗酸化作用があり、シワやしみなアンチエイジングにもなる栄養素が含まれています。
カニにの赤さは、「アスタキサンチン」という物質です。私たちは日常で過ごすたびに体の中のサビ成分である活性酸素が増えてきます。カニの赤い成分には、体のサビを排除する働きがあり、体の中にある不要な物質(栄養素)を排出しようとします。
体のサビは、ストレスや飲酒、激しい運動、食品添加物の摂取などでも簡単にダメージを受けてしまいます。しかし、積極的に抗酸化作用のある食事を摂取することで、ダメージを軽減でき、体を守ってくれているんです。
脂肪燃焼効果に役立つ
カニには、悪玉コレストロールや中性脂肪を減らす効果があります。また、カニの赤い成分のアスタキサンチンは脂質が悪さをしないように、なるはやで取り除いてくれるため、脂質代謝のアップも期待できます。
王道3種類のカニ様たちと豆知識
カニには、実はまだ知られていない海外のカニ「上海カニやイチョウカニ」やレアカニと言われる「アサヒカニ」など世界的に見ると約6000種類存在します。
しかし、カニはやはり高級食材だけあって、食用のカニに分類される種類は少ないんです。しかも、食用のカニでも「美味しくないカニ」も存在するんだそうです。今回は、その中でも王道の種類のカニの特徴や旬の時期を紹介していきます。
タラバガニは北海道産がいい
タラバカニは、海水温度が低いところが生息地としています。そのため、季節は海水温度が冷たい時期の11月~2月の冬季、4月~6月の春先が旬となります。日本の寒い場所と言えば、北国である北海道が想像つくと思います。
しかし、北海道でとれるカニはなかなか少なく「1㎏で4000円位とかなり高い」です。それも、日本には魚や貝、海藻の繁殖や成長などを見守る期間が設定されており、漁業禁止される期間があります。
そのため、スーパーなどで出回っているカニは、北海道ではなく「ノルウェー」「ロシア」「アラスカ」のものが多いのが現状です。ズワイガニは、脚部分に身がつまっています。食べ応えのある身にも関わらず、あっさりとした淡泊な味です。
毛カニも北海道がいい
毛ガニは、食べやすいカニでもあり人気が高いカニです。そんな毛ガニの旬は、海水温度が低くなる12月~2月の冬季ですが、北海道では、知床半島でも生息していて、海水温度が低いためかシーズンを選ばずどの季節でもとれます。
毛ガニは、見た目もわかりやすく「ドテーンとしたカニ」です。苦みも少なく、カニの風味が口の中で広がり食べやすいカニです。特に、毛ガニのカニ味噌は、濃厚さがあとをひく美味しさでいくらでも食べれる品物です。
毛ガニは、そのままでも濃厚なのでシンプルに塩ゆでがおすすめです。カニ味噌は、食の通の方がよくやっておられる、日本酒を少量入れてグツグツと温めると日本酒の甘い香りが更に美味しさを際立たせお酒に最高のお供になります。
兵庫のズワイガニ
ズワイガニには、雄と雌で旬の時期が変わります。ズワイガニの雄は11月から3月、雌は11月から1月と雌のズワイガニが若干旬の期間が短いです。
また、ズワイガニはとれる場所や品質によって名前も価格もかわります。高級な「本ズワイガニ」、ジューシーな「紅ズワイガニ」「松葉ガニ」「越前ガニ」などブランドを背負っているズワイガニは、ブランドがついている分高くなります。
そんなズワイガニは、上品な甘みのある味です。脚部分にうま味成分が含まれています。身が少ないため、カニの味をしっかりと感じれるかに刺しがおすすめです。
カニ酢は使う?
結論、新鮮なカニには「カニ酢」は使わなくてもいいでしょう。カニと言えば「カニ酢」にさっとつけて召し上がる方もいるかと思います。しかし、実はカニ酢は新鮮ではない古いカニの独特の苦みを消す役割が本当の理由なんです。
お酢に軽くつけるだけで、あっさりとして味わいになります。今ではとれたカニをすぐに市場へ出したり、出回る速さあがりました。
しかし、昔は市場などのスーパに出回るまでの時間が、かなりかかってしまい、どうしてもカニの鮮度が落ちてしまいます。そのカニのえぐみを消すための調味料で使われるようになりました。
塩ゆでや出し汁を使うと美味しさアップ
人には、うま味を感じる「舌のセンサー」があります。カニが、いくら濃厚でカニの味を堪能できるものであっても、「カニをそのままでは物足りない?かも?」と感じるかもしれません。
昔、よくテーブルに新聞紙をひいて家族そろってカニを手がかゆくなるほどむいて食べたことを思い出します。
そのままでももちろん美味しいのは間違いないのですが、より美味しく食べるためには「塩味」が必要です。塩味を加えることで、より美味しく食べれるのでおすすめです。
高級食材といわれるカニ美味しく食べて美を手に入れよう
カニには、高タンパク質で抗酸化作用もあり、美味しくて美容や健康面でもメリットが多い食材です。
これからの寒い時期が特にカニが美味しくなる時期でもあり、集まりなどで食べる機会も多くなってきます。高級食材ではありますが、旬のものには「栄養もたっぷり」なのでぜひご堪能してみてくださいね。
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