こんな「カエル足」ストレッチしていない?
カエル足は、普段使わないような筋肉や関節部分をほぐし、伸ばすことがカギとなるストレッチ方法です。
そのため、ついつい動かしにくい部分を「普段、動かしていない部分だから」と念入りにやりたくなりますが、一度に一つの場所に力を加えるのは危険です。
体重をかけている
体重をかけるということは、ある一定の場所に強く力が加わるということです。そうなると、骨や靱帯などはその分強く負担がかかります。
特に、注意しなけらばいけないのが「四つん這い」になる体制のストレッチです。四つん這いになって均等に体重がかけられているなら一か所の負担は減りますが、多くの方はストレッチに意識が「膝の一か所に多くの負担」がかかっている可能性があります。
そうなると、膝に大きなダメージを与えることにもなるので、四つん這いのストレッチはあまりおすすめしません。
勢いをつけている
カエル足をしているとき、例えばひざをひし形の形にするときなど勢いをつけて倒していませんか?
勢いがつくと、思った以上の力が加わり痛みやケガの原因にもなります。また、勢いをつけるということは、突然筋肉が伸ばされるという事です。
勢いつけることで、力が強く加わり、本来の可動域を越して広げてしまいます。その分股関節や腰にも負担がかかりやすくなります。
カエル足でこんな症状はない?
カエル足をして違和感を感じることはありませんか?多くの方が、SNSなどでカエル足をオススメしているけど、人によってはやらないのがいい場合もあります。
一人ひとり顔が違うように、骨の作りや場所、サイズも一人ひとり違います。違和感や痛みを感じた場合には、すぐにやめて安静にし状況に応じて病院へ行く事をオススメします。
関節に違和感
関節が動かせる範囲は、ある程度決まっています。例えば、指を手の甲側にむけてみてください。そうすると、ある程度まで行くと痛みを感じるかと思います。それ以上指を手の甲側にするとケガの原因になります。
それと同様に、股関節にもある程度、可動域が決まっています。骨盤には足の付け根からひさ部分の大きな骨にはまるような「寛骨臼(かんこつきゅう)」という受け皿があります。
ムリに可動域を広げようとすることで、股関節と足の付け根部分の骨にねじりが生じてしまいます。ねじれることによって関節の安定が失われる危険性があります。
腰が痛い
膝の痛い
四つん這いになって、カエル足ストレッチをしている方は注意が必要です。四つん這いになって、カエル足ストレッチをするとき、足先の向きはどのようになっていますか?
足先が外側に向いているのであれば、膝の関節にダメージを与えている可能性があります。ひざに強いダメージを与えると、靱帯損傷の原因になってしまいます。
カエル足ストレッチは痛いではなく痛気持ちいがベスト!
毎朝、寝る前などで、カエル足ストレッチをしている方も多くいると思います。ストレッチを行う際は、「痛気持ちい」がと感じるくらいがベストです。
傷みがあるのにそれ以上のストレッチを行うことで、痩せるどころかケガの原因にもなってしまうので、注意しながらカエル足ストレッチを行いましょう。
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