「こんな人といると消耗してしまう」
HSPさんは、外から聞こえる音、窓から入るわずかな光、肌に触れる感触、香りなどとても繊細に感じれる気質です。五感が繊細だと、元気がいいときと悩みがあるときで、感じる感覚に「差」があります。
例えば、天気がいいある日のこと。
元気なときは「天気が良くて気持ちい」と心の底から思うことができる。
しかし、悩みがあると「太陽の光がまぶしい」と感じてしまうこともあります。
そこで今回は、このようにその時の感じ方でも大きく変わってしまうので、HSPさんがのびのび過ごせるように7つのコツについて紹介していきます。
HSPさんがのびのびと過ごすコツ7選
HSPさんは、アンテナが鋭く、日常的により多くの情報を感知します。それはいい部分でもあり、時にはHSPさん自身の消耗の原因になることもあります。
HSPさんが情報を多く持つことによって、のびのびと過ごすことができずヘトヘトになってしまうことも。
そこで、少しでもそんな消耗の原因を取り除く、少しでもHSPさんがのびのび過ごすコツを紹介します。
「ん?機嫌がわるいの?」と思った人には近づかない
HSPさんはとても気持ちに敏感です。そのため、不機嫌な人が近くにいると一つの動作や言葉一つ一つをキャッチして、それだけでもどんどん奪われていってしまいます。
そして、HSPさんが何もしていなくても「あの時のあの言葉かな」「何かしてしまったのだろうか」と、不機嫌な理由がわからず悩みの種が増えてしまいます。
しかし、不機嫌だと思っていた人は、実は不機嫌は不機嫌でも、HSPさんのせいではなく、「おなかがすいた」「体調が悪い」「寝不足」など何かに対して怒っているとかではない場合もあります。
「リラックスできる落ち着ける場所」を複数みつけておく
家ももちろん居心地がいいんですけど、一人暮らしではない場合には自分が心が安らぐ場所を見つけておくことをオススメします。
例えば、近くの公園でもいいですが天気が悪い場合もあるので静かなカフェとかでもいいので居場所を作っておくのが大切です。
外だとどうしても気になることがあるのであれば、一人になる空間をつくることもオススメです。例えば、お風呂。お風呂は一人でゆっくり入れることもでき、心地よい温かいお湯が体を包んでくれてリラックスできるはずです。
「人」は「人」と割り切る
HSPさんは、自分と関わる人以外のことも気になってしまうことがあります。例えば、すれ違った人が歩きスマホしていたとか、友人とご飯いったときに違う席の人の会話で「今の言い方はないでしょ」とか、自分のことのように感じてしまいます。
人のことまで考えてしまうと、HSPさんの身がもちません。ただ、自分がされてイヤなことはしない!と決めておくだけでも救われるはずです。
情報が入る「デジタル機器」をオフにする
HSPさんは、一つのニュースでも「こんなことがあったんだ」と、心から受け止めます。例えば、ネガティブなニュースの場合。まるで自分のことのように、心が痛くなります。
そして、ときには不安になってしまうことも。世の中には、沢山のいいニュースもあればその逆もあります。HSPさんが、ネガティブなニュースを見て心が折れそうになるなら、「見ない」という選択もいいと思います。
職場の人とは「職場内」だけで関わるようにする
「仕事仲間」との関わり方って難しいことも多くあります。例えば、立場が違う場合。
特に、自分が上の場合です。相手が後輩だとご飯行ったときには「毎回自分が出すのかな」とか「先輩らしくビシッと言ったのがいいのかな」とか、プライベートと仕事で、どのようにわけて接していけば悩んでしまう事があります。
人を「味方」か「敵」と白黒つけない
HSPさんは、白か黒とわけてしまう傾向があります。しかし、極端になりすぎないことがHSPさんがのびのび過ごしていくのにも大切なことです。
「この人はわかってくれないから敵」「わかってくれるから味方」というような白黒というように、わけてしまうと、味方が自分の意見を違うこと言ってきたとき「裏切られた」と強く思ってしまうこともあります。
相手は全く裏切ったつもりはないのに、HSPさんにとってはかなり深く傷をついてしまうこともあるので、グレー部分もあるということも覚えておくとラクになれるはずです。
「この人は、こう部分もある」と、もっと軽い気持ちで関係を少しずつ確認していくことも重要です。
時には放っておくことも大切
HSPさんは人の気持ちを察することが得意な分「今これしてほしいのかな」とか「これをやっておいたのが皆助かるよね」と考え行動します。
時には、HSPさんが本当は難しい状況でも、「頼まれたし、断ったら○○さんが大変になってしまう」と、断ることができなく引き受けてしまうことも今まではあったのではないでしょうか。
しかし、いつも「いいよいいよ」と引き受けていたり、尽くしすぎてしまうと相手にとって「使いやすい人」と思われてしまう場合もあるので注意しましょう。
HSPさんがのびのび過ごすために
HSPさんは、人の気持ちに寄り添う精神が強いからこそ、自分よりも人のことを考えてしまう機会が多くあります。
しかし、ふと立ち止まったとき「自分の気持ちは誰もわかってくれない」不安になることもあります。HSPさん自身の気持ちを大切にしてのびのびと過ごすためのヒントを見つけてみてくださいね。
コメント