「なんであの人は、いつもあぁなんだろう」
「なぜ床に落ちているゴミ、拾わないんだろう」
世の中には、理不尽なことや何でしてくれないの?とイライラしていまう事柄が多くあったりします。時には、そんな事柄に対して怒ってしまう自分さえもイヤになってしまうこともあるかもしれません。
しかし、イライラしてしまうということはそれは自分の得意なことを見つけるチャンスかもしれません。
そこで今回は、イライラしたときの得意分野について紹介していきます。
なぜイライラしてしまう?
イライラしてしまうということは、少なからず”期待している”から、その期待が外れてしまったとき、防衛反応として”イライラ”してしまいます。
他にも、水分やビタミン、カルシウム、糖質など体に必要なものが過度に足りない場合やホルモンバランスの崩れや睡眠不足からもイライラしてしまったりすることもあります。
イライラを抑えるには?
”イライラした感情”って、自分が一番つらいものでもあります。感情をコントロールしないと、言ってはいけない暴言を吐いてしまって、収集つかなくなることもあります。
言葉とは本当に大切なものなので、感情が高ぶっているときこそ”言葉選び”には慎重になりたいものです。そんなときイライラを抑える7つのポイントを紹介していきます。
心の中で「仕方がない」と割り切る
世の中には、様々な仕方がない事柄で溢れかえってしまいます。例えば、友人と話しているのにも関わらず友人は、自分の話ばかりなど。
人は話をしたい生き物ですから、イライラしてしまうのも仕方がありません。しかし、友人はもしかしたら、沢山話を聞いたから次は私も話したいと思っているかもしれません。
その”沢山”も人によって、価値観が違うため仕方がないと割り切ることもイライラを抑えるポイントです。
よくイライラを抑えたと自分を褒める
イライラしてしまった場合、一番してはいけないことは、グチとして口から出してしまうことです。かと言って、イライラする事柄をずっと我慢しなければいけないということではありません。
イライラした出来事を、グチとして口から出すときそのイライラがまた頭の中でリピートされてしまいます。
それなら、イライラしたことを我慢できて自分を褒めてあげることで、イライラを抑えることにも繋がってきます。
なぜイライラしたのかをノートに書き出してみる
イライラしてしまった出来事には、必ず何かのストーリやイライラしたときの隠れた感情があるはずです。
例えば、家族が自分のゴミをテーブルに置きっぱなしで捨ててなくてイライラした場合には、「何でもやってくれると思っている」「お母さんではない」「仕事が増える」「疲れている」など、様々な理由があるはずです。
人のふり見て我がふり直せ精神でいく
イライラした出来事には、大体の場合”人”が関係します。
上司が理不尽なことで注意してきてイライラする→自分はこうならないように注意しよう。
友人がいつも遅刻してきてイライラする→時間は大切にしよう。
見て見ぬふりしている人に対してイライラする→自分の意見をしっかり持とう。
など、人のふり見て自分はどうなりたいか?と見つめ直せるチャンスでもあります。
タイミングが悪かったと思う
イライラする場合、「お腹が空いた」「睡眠不足が続いている」「納期が近くて焦っている」など、気持ちや体調面で、いいコンディションでない場合が多くあります。
それは、自分だけではなくイライラさせてきた出来事に関わる”人”のコンディションもです。バッチリといいコンディションを心がけるには、毎日の食生活、睡眠などの質もあげておくことが大切です。
人には悪い部分や合わない部分もあるけど、いい部分や合う部分もある
どんなに仲が良くても、どんなに好きな相手でもイライラしてしまう部分は必ずあるものです。
どれだけ仲良くても、まだまだ全ての性格やクセや価値観がわかりません。自分自身でもまだ未知の部分があるくらいです。
それでも人にはイライラする自分と合わない部分もあるけれど、いい部分を見ていくことでイライラしていた部分が緩和されてイライラを抑えることができます。
イライラすることも全てその人だと受け入れる
イライラしたりイヤな部分があるけど、そのイヤだなと思う部分も含めてその人です。
全てが自分が思った通りに行動してくれて、言って欲しい言葉を言ってくれてだとそれはそれで怖いものがあるし、物足りなさを感じてしまう場合もあります。
完璧ではないから、その人と居ることが楽しいと思うのもイライラを軽減するポイントです。
イライラするポイントで得意分野がわかる?
イライラするということは、そのイライラする部分に気づいている証拠でもあります。例えば、同じ事柄でもぜんぜん気にならない人とそうでない人がいるように、人によって感情が高ぶるポイントが違ってきます。
そのイライラする部分に注目してみると、”自分はこんなことに気づく”とそれはもう立派な得意分野です。
飲食店で店員さんの接客でイライラしてしまう場合
接客でイライラしてしまうということは、サービス業に向いている可能性があります。
飲食店の料理に対して、味と料金が見合ってないとイライラしてしまう場合
料理の味と料金が見合っていなくイライラしてしまう場合は、料理人や飲食店のオーナーに向いている可能性があります。
後輩がダラダラと仕事をしていてイライラしてしまう場合
後輩がダラダラ仕事していることにイライラしてしまう場合には、人を育てることに向いている可能性があります。
上司が理不尽なことで怒ってきてイライラしてしまう場合
上司が理不尽なことで怒ってきてイライラした場合には、感情を見ることに向いている可能性があります。
上司が偉そうでイライラしてしまう場合
上司が偉そうにしているのを見てイライラしている場合には、上に立つことに向いている可能性があります。
家族が何もしてくれなくてイライラしてしまう場合
家族が何もしてくれなくてイライラしている場合には、志摩さんのような家政婦を仕事するのに向いている可能性があります。
家族が使ったものをそのまま放置でイライラしてしまう場合
家族が自分が出したゴミをそのまま放置していてイライラしている場合には、観察力がある可能性があります。
イライラはためこまない!チャンスとして生かそう
イライラしてしまった場合、心の中は真っ黒に乱れた状態になってしまっています。その感情をずっと持ち続けるには、何よりも自分が辛い状況なはずです。
かと言って、そのイライラした感情をありのままの言葉にイライラした相手に言葉をぶつけるのも、場合によっては取り返しのつかなくなることも。言葉というのは、それほど大切で時には武器にもなってしまいます。
イライラした出来事を、”自分を知るチャンス”として、頭の片隅にあるだけでも少し心が軽くなるヒントとして参考にしてみてくださいね。
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