「自分らしいと自分勝手との違いは?」
「自分らしく、我が儘と思われないための行動とは?」
最近では、「個性」が少しずつ尊重され「自分らしく過ごす」ことに重きを置いた方が多くなってきたように感じます。自分の人生、一度きりの人生、どうせなら自分らしく過ごしていきたいものです。
しかし、自分らしくは一歩間違えれば「自分勝手」とも思われることも。
そこで今回は、自分らしく過ごすこととわがままの違いや勘違いされやすい言動について紹介していきます。
自分らしくとは?
自分らしくとは、「自分のこと」「自分に関わること」「自分の毎日の決定」を「自分が思うまま」に「人を傷つけないように」過ごすことです。
自分らしく過ごす=我がままではなく、責任を持ったうえで「直感」や「考え」を大切にしていくのがポイントです。
「自由」とも同じで自由も「好き勝手」ではなく、自由に過ごすためにも、そこには「責任」や「心構え」が肝となります。
「自分らしく」と「自分勝手」の違いとは?
「自分らしく」と「自分勝手」は、どちらとも「自分」の「考え」を「中心」にして過ごすことです。そのため、一歩間違えれば「自分らしく」を「自分勝手」となる場合があります。
「自分勝手」な過ごし方とは、自分が思ったようにならないと「機嫌が悪くなる」「人を傷つける」「自分の考えだけが正しい」と、自分がよければいいといった過ごし方です。
「自分らしく過ごすため」の11のこと
「自分らしく過ごすためにはどうしていけばいい?」
「自分らしい過ごし方とは?」
一言に自分らしいと言っても、いざ自分らしい過ごした方となると簡単なようで難しいようにも感じます。自分らしく過ごすために大切な11にポイントを押さえていきましょう。
自分を大切にする
自分らしく過ごすためには、何よりも「自分を大切」にすることが大切です。
大切にすること、例えば自分が心からリラックスできるものを探すこと、毎日着る服も手入れをするなどです。自分がちょっと気分があがることを日々クセづけることは、自分らしく過ごすためにも欠かせません。
他人の考えにも「そんな考えもあるんだ」と新しい発見につなげる
「自分らしく過ごす=自分の考えを貫く」と思われがちですが、自分らしく過ごすためだからと言って、他人の考えを否定するのは「自分勝手」です。
人にはそれぞれ考えがあり、その人の考えを尊重することも大切なことです。とは言っても、時には「これは絶対に良くないだろう」と思うことは、意見を聞くことで新しい発見にも繋がります。
初心の心を忘れない
ついつい「慣れ」てくると、「当初の心のときめき」「意欲」が軽減されてきます。そうなると、慣れが「成長」することではなく「プライド」に変わってくることがあります。
自分らしく過ごすためにも、日々何かを始めたときの気持ちを忘れないことが大切です。
知識を深めること忘れない
自分らしくいるためには、今の自分だけで満足するだけではなく、もっと他の自分がいることを知ることも大切です。
例えば、人前に出るのが苦手な自分がいるけど「演劇」で自分を表現をすることが好きな方もいると思います。知識を深めることで、もっと他への挑戦ができるきっかけにもなってくれます。
自分にとっての弱点を「個性」として強みに変える
「自分は○○ができない」と悲観してしまうこともあるかもしれません。しかし、人は「全てが完璧」にできる人なんていません。
得意不得意があってこそ、そこに生まれてくるのは「人間らしさ」が出てきて、それこそ「自分らしい」過ごし方に近づけます。
しっかりと「ありがとう」と「ごめんなさい」が言える
自分らしく過ごすには、しっかりと責任をもっていくことも大切なことです。
人に何か傷をつけるようなことをしてしまったら、「ごめんなさい」を言う、何かしてくれたら目を見て「ありがとう」を言うのは徹底していきましょう。
悩んだとき木だけではなく「森」も見るように心がける
自分らしくすごすときでも、時には悩むこともあると思います。悩んだとき、ついついその物事だけを一生懸命考えてしまうこともありますが、悩んだときこそ「木だけではなく、森も見ていく」のがポイントです。
その物事だけを考えても、本質が見出せなかったり、自分の感情ばかりを考えてしまることもあります。全体を見ることで、本当にもっと大切なことが見えてくることもあります。
辛いことも「成長できる機会」としてとらえる
辛いとき、つい自分の感情と向き合って、更に落ち込んでしまうといった悪循環を引き起こしてしまうことがあります。
時には、自分と向き合うために、とことんと自分の感情と付き合うのもアリかもしれませんが、落ち込んでいるときはよくないことも考えてしまいます。
そのためにも、辛いときこそ「これは私が成長できると神様が評価してくれた証」と捉えていきましょう。
「すべき」に囚われたら「ま、いっか」の魔法の言葉
「常識として○○はやるべき」「普通やるのが当たり前」など、個人的な価値観を他人に押し付けないようにしていくのも立派な「自分らしく過ごす」ために大切なことです。
ご自身が「自分らしくありたいように」、ご自身以外の他の人も、それぞれ「自分らしくありたい」と思っています。
そのため、もしご自身が「これはやるべき」に囚われ他人を批判しそうなとき、他人はそれを重要だと思っていないことを知ることも大切です。
他人と比較してしまうときは自分の観察が出来ている証拠
自分が頑張っていても報われないと思ってしまっているとき、つい友達や会社の同僚などと比較してしまうこともあると思います。しかし、どれだけ頑張っても、羨ましく思っている「その人」にはなることができません。
自分らしく過ごすためには「その人」になろうとするのではなく、今の自分をしっかりと観察できている証拠でもあるので、「自分の個性を見出す」チャンスと捉えていきましょう。
「食事」「睡眠」「水分」はしっかりと摂る
私たちは、毎日穏やかに過ごすためにも「バランスの良い食事」「質のいい睡眠」「適度な水分補給」は欠かせません。
どれか一つ欠けても、私たちには大きな影響をもたらし、時として感情にも出てしまうこともあります。自分らしく過ごすためにも穏やかな気持ちを大切にする習慣づけをしていきましょう。
自分らしく過ごしていこう
「自分らしく過ごす」と一言に簡単には言えますが、いざ実際に「自分らしく過ごす」ことを考えていくとなると難しいことでもあります。
人との調和の大切さ、自分の価値観などバランスを考えていくことも、人間関係を築く上での大切なポイントでもあり、楽しく過ごす秘訣です。
自分も自分の周りにいる大切な人が笑顔でいられるように、のびのびと過ごして行ってくださいね。
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