実は、私はかなり音や刺激に敏感でストレスにも弱い性質です。それなのに、疲れているときこそ、「何かをしなきゃ」と思ってしまって気にしてしまいます。
私と同じような気持ちの方や疲れているのにストレスやプレッシャーで寝れない方いる方もおられるかもしれません。
私は実はHSPではなく、統合失調症になってしまいました。それも急性一過性精神障害です。
祖父がなくなったり仕事が多忙になったりで様々なことが要因です。
急性一過性精神障害とは?
「急性一過性精神障害」(Acute and Transient Psychotic Disorder, ATPD)は、精神障害の一つで、短期間(通常は数日から1か月以内)にわたり、急性および一過的な症状を示す精神障害です。
急性症状
ATPDは、急性および突然の精神症状で特徴づけられます。患者は通常、現実感覚や思考の混乱、幻覚、妄想、錯乱などの精神症状を経験します。これらの症状は急速に発症し、短期間にわたって持続します。
一過性
ATPDは一過性の障害であるため、症状が発現してから通常は1か月以内で自然に回復することが多いです。症状が継続的に続くことは稀であり、長期的な結果をもたらすことはありません。
機能の低下
ATPDの症状が現れる間、患者は通常の社会的・職業的な機能に支障をきたすことがあります。症状が短期間で回復するため、その後の機能は通常回復します。
疫学
ATPDは一般的に若い成人に発症しやすいとされています。特定の外部要因やストレスが症状の発症に関連していることがあることが報告されています。
ATPDは一般的に精神的なストレスや心理的な圧力、過労などの要因に関連して発生することがあります。一過性の自己制御の喪失や混乱が生じる場合があり、これによって精神症状が引き起こされます。ATPDは他の精神障害(統合失調症など)と区別され、特に一過性である点が異なります。
診断と治療は、精神保健専門家によって行われます。病状の経過を見守り、必要に応じて治療を提供し、ストレスの軽減や心理社会的な支援を提供することがATPDの管理に役立つことがあります。
ATPDの症状が長期間持続する場合や他の問題がある場合、詳細な評価と治療が必要となることがあります。
統合失調症になって感じたこと
身近に統合失調症の方と接することはあっても、実は統合失調症になったとき「まさか自分が?」と言うのが本音です。
しかし統合失調症にならないことにこしたことはないけれど、統合失調症になったことで、自分の人生において何が大切で何が不必要だったのかいわゆる”人生の断捨離”ができるようになりました。
無理をしない
私は、ずっと自分がHSPだと思って気になったことがあれば無理してでも、”嫌われたくないから””人に不愉快な気持ちにさせたくないから”と無理していていました。
しかし、統合失調症になってからは無理することこそが無意味ということを知り、今では自分らしく楽しむことに全力を注いでます。
睡眠の大切さ
ストレスがたまりすぎると、自律神経が乱れ脳が活発になり寝れなくなります。私はストレスがたまりすぎて、疲れているのに布団に入っても3日も寝れなくなり本当に辛い思いしました。
且つ、私は自分のスタイルに自信がなく動かなきゃとヘトヘトになりながらも、朝に1時間程の散歩したりと今思うと危険行為です。
自分を受け入れる大切さ
どんな自分でも今の自分を受け入れることがとても大切だと今は感じてます。受け入れれば、それにとっての対処方法も自ずと行動することもできるし、避けることもできます。
例えば、私は音や香りに人以上に敏感でHSPの時、リラックスする環境には人以上に整えたりしました。
実はHSPと統合失調症は密接な関係があって、簡単に説明すると統合失調症は幻聴や幻想が見えるか見えないかの違いでもあります。
大切な人の大切さ
統合失調症は、人によってどんな症状がおこるのかわかりません。私の場合は、幻聴や幻想があり、盗聴されているのではないのか、不思議な力が芽生えたのではないのかと本当に驚き怖い思いをしました。
しかし、そのときたまたま母親は介護職員、妹は専門学校行っていて知識があり、見守ってくれて有難いとしか言いようがありません。
夫も、家は盗聴されていると言えば、不思議に思いながらも一日中8月の暑い中1日中散歩に付き合ってくれたりと本当に周りの人達に支えられました。
ストレスをためこまない
ストレスをためこまないということは一言で言うことは、簡単な事ではありますが、本当はストレスを解消方法を一つを考えておくことが大切だということを学びました。
私には、猫を飼っているので愛猫と一緒にいること、食べることが今のストレス楷書方法だと思ってうまくストレスと向き合っていこうと思っています。
統合失調症になっても自分らしく過ごす
統合失調症になって、今までできていたことができたことができなくなったことがありますが、日常的には問題なく過ごせています。
ただ、薬がないと不安にもなってしまうのでこれからと今までと違う行動にはなりますが、統合失調症になって悪いことばかりではないとも思っています。
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