「紙ナプキンを使うとムレたりかぶれたりと毎月生理はモチベーションが下がる」
そう思われている方も多いのではないでしょうか。
私も、ずっと紙ナプキンを愛用していたのですが、紙ナプキン使用していたときは、生理だけでも辛い状況なのに紙ナプキンによるムレが更に辛さを与え、何とか耐える1週間を送っていました。
今年に入ってずっと気になっていた「布ナプキン」に挑戦。実は、私3年前に子宮筋腫数の除去手術を行っています。
体にいいことを調べていくうちに「経費毒」というものを知り、どれだけ食生活などを気をつけていても毎月くる度に皮膚から直接「化学繊維」を摂り入れているようなものだということを知り、ゾットしました。
そこで今回は布ナプキンについて紹介していきます。
布ナプキンって?
布ナプキンは、原料は布。布ナプキンの全てがいいというものではなく、やはり布にも「化学繊維」と「天然繊維」があるので注意して頂きたいです。
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天然繊維のオーガニックコットンや綿などを使用している布ナプキンは、肌にも優しく温活にも優れています。しかし、今まで紙ナプキンを使用していていると量が多い日に布ナプキンを使用すると「モレ」や「ニオイ」の心配が出てくると思います。
冬はポカポカ夏はサラサラ
布ナプキンで使用されるコットンは、夏は吸湿性が高くムレを防止し、冬は保湿性が高くポカポカと温活にも最適です。生理痛が辛い方は、主に「冷え」からくるもの。紙ナプキンには、その冷えの原因となるポリマーが使用されています。
肌への負担を減らす
布ナプキンにも種類がありますが、布ナプキンは吸収のために天然繊維のコットンを使用しているので紙ナプキンのようなかぶれやかゆみを軽減してくれます。
布ナプキンの使い方
布ナプキンの使い方は、商品によって異なりますが、肌に触れる面とショーツに触れる面に注意する必要があります。
ほとんどの商品は、肌に触れる面はふわふわした無地の生地、ショーツに触れる面には柄がプリントされサラサラした生地が特徴です。量が多い日は布ナプキンを重ねて使用したりと工夫して使用するのもポイントです。
布ナプキンの洗い方
布ナプキンの使用後はなるべく早く洗うのがオススメです。ぬるま湯で、汚れを押し出すように洗い何度か洗うと汚れの色が薄くなってきます。
色が薄くなってきたら、肌に触れる面を下にしぬるま湯+セスキ炭酸でつけおきしておきましょう。
布ナプキンの持ち歩き方
布ナプキンの持ち歩き方は、中身が見えないポーチがオススメです。これは紙ナプキンと同様に考えてもOKです。しかし、使用したものを持ち運ぶには「ニオイ」が気になります。
使用後の布ナプキンの持ち歩きは、ジップロックに入れニオイがしないように密封するのがいいでしょう。また、長時間持ち運びする場合は汚れがとれにくさ防止のために、持ち運びできるスプレーの容器にセスキ炭酸水を入れ、使用後にスプレーしておくのがオススメです。
布ナプキンのデメリットとは?
布ナプキンは天然繊維を使用しているため、化学繊維特有の肌かぶれやかゆみを軽減し温活にも優れています。しかし、布ナプキンにもメリットがあればデメリットがあります。
デメリットをどう解消していくかで、布ナプキンのよさがわかってくるはずです。ご自身の生活スタイルなどによっても使いわけしてみてもいいかもしれませんね。
布ナプキンのモレへの心配
布ナプキンの商品によって、強度も変わってきます。これは紙ナプキンでも同じことが言えます。布ナプキンも変える頻度が少なかったり、量とサイズが合っていなけらば、もちろんモレてしまう場合もあります。
しかし、商品化されているものはモレが内容に何度も調査をされ商品化に至っているわけです。正しく利用されていれば、基本的には紙ナプキンと同じです。
洗うのが手間
何と言っても布ナプキンは、洗うのが手間に感じるときがあります。しかし、最初は慣れないから手間になることもあるかもしれませんが、実際に行ってみると2か月目くらいからは、使い心地がよいメリット感が上回るので手間に感じることもありません。
洗い方
ぬるま湯で経血を押し出すように洗います。長時間持ち運びするときは、セスキ炭酸をスプレー容器に入れ経血を乾かないようにすると落としやすくなります。
①使用後は、ぬるま湯(37度前後)で経血を洗い流す。
②セスキ炭酸ソーダー水(水1ℓに対してセスキ炭酸大さじ1)をつくり、肌の面を下にしてつけ置きする。
③半日から1日程度で汚れを確認。汚れがまだとれていない場合は、重曹や酸素系漂白剤をプラスし、水を取り替えさらにつけ置きする。
④汚れがとれたら、洗濯用ネットに入れて洗濯機で洗う。
⑤よく乾燥させる。
使用したものを持ち運ぶ必要がある
紙ナプキンと違い、布ナプキンは使用したものを持ち運ぶ必要があります。自分の経血とは言えど今まで”使い捨て紙ナプキン”で慣れていると「汚いもの」と最初は洗うのも抵抗を感じることもあるかもしれません。
しかし、自分の経血の状態を確認ができると共に実はそんなに汚いものではないことと認識できるはずです。しかし、経血には特有のニオイがあるので使用済みのものはジップロックなど密封できるビニール袋+ポーチに収納するようにしましょう。
初期費用がかかる
布ナプキンは、紙ナプキンと違い初期費用がかかります。
例えば、紙ナプキンの場合量にもよりますが、1ヵ月大体700円前後。布ナプキンは、1枚1000円前後かかります。しかし布ナプキンは丁寧に使用していれば約3年間は持続します。
700円×12₌8400円 3年間使用で25,200円
1枚1000円×7日間(生理期間)₌8000円
紙ナプキンは危険?
紙ナプキンは持ち運びも便利で、汚れたらすぐに捨てることができるメリットがあります。紙ナプキンは石油を原料としてポリエステルやポリエチレンが使用されています。
少し話はズレますが、捻挫などした場合シップを貼ったりするかと思います。虫に刺されてかゆみがある場合、バッチなどを貼って炎症を抑える方もいると思います。それと同様で、口から化学物質を摂りこまなくても肌に”触れる”ことで肌から成分が吸収されていきます。
紙ナプキンの原料とは?
現在の紙ナプキンは、薄さもアップされ持ち運びにも便利なものが多く販売されています。
しかし、原料はあくまでも化学繊維です。それも、石油系の化学繊維。石油は貴重な資源ですが、体に直接使用するにはあまりにも毒性が強くなります。
肌に直接密着する部分は、石油が原料のポリエステル、レーヨン、ポリプロピレン。吸収する部分には、ポリマーが使用され、ニオイケアには「石鹸の香り」などの香料が使用されています。
また、基本的には皮膚に直接使用するものは、皮膚によいものをではなく清潔を保持するために塩素系の漂白剤が使用されています。
肌トラブルがおきやすい
紙ナプキンの原料は石油系ということもあり、化学繊維が子宮にたまるとも言われています。しかし、これには賛否両論あり経費毒との関係性も定かではないことも確かです。
紙ナプキンしているから不妊になりやすいかと言われたら、妊娠されている方も多くいるのも事実です。しかし紙ナプキンで一つ言えるのは、化学繊維による「肌トラブル」は発生しやすいということです。
これには、やはり化学繊維が大きく関係していると身を持って実感しています。私は敏感肌で紙ナプキンを使用していたときには、「特有のニオイ」「かゆみ」「ムレ」を経験。しかし布ナプキンにしてからは、快適に過ごせていることは自信持ってお伝えします。
天然素材のものを使って快適に過ごそう
今回は布ナプキンについて紹介しました。紙ナプキンと布ナプキンどちらにも、メリットもあればデメリットがあります。ご自身のライフスタイルなどによってもどちらが使い心地良いのかも変わってきます。
しかし、布ナプキンは長い目で見て環境にもお財布にも優しいこと。そして、何よりも冬はポカポカ、夏はサラサラと生理のナイーブな期間でも快適に過ごせるアイテムになるはずです。
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